キンギョの色揚げ試験の結果 【水産増殖科第2学年 総合実習】

2024年10月22日 16時18分
水産増殖科

 昨日、9月24日より開始していたキンギョの色揚試験を終了しました。

https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/plugin/blogs/show/1/2/1326#frame-2

 

 各班キンギョをすくい取ります。

 IMG_1581IMG_1582

 2つの水槽を見比べてみてください。

 左側はアルミホイルで周囲を覆い、キンギョ用の配合餌料を与えたもの、右側は赤色のビニールひもで周囲を覆い、海産魚用の初期餌料を与えたものです。

IMG_1586IMG_1587

 左側のキンギョは色彩も鮮やかで全個体が丸々としています。

 右側のキンギョは色彩は淡く、体サイズにばらつきがあるように思います。

 このように簡易的な飼育試験であってもある程度の成果は認められそうです。

 

 キンギョを題材に学びを深めることができましたね(^^)/

 

20241021日(月) 実施】

金魚

水産食品科 水産食品研究部 商談会参加

2024年10月22日 06時00分
水産食品科

水産食品研究部の3名が宇和島クレメントホテルで行われた

ハワイレストランの商談会に参加しました。

本校ALTのキーナン先生に助けてもらいながら、水産食品科で作った缶詰を売り込んでいました。

このような機会は、日頃出会うことのできない海外の方と交流することができ、

英語力やコミュニケーション力を高める良い経験となります!

IMG_2335IMG_2334

水産食品科、ハワイレストラン、商談会、水産食品研究部

失われる風景 【水産増殖科】

2024年10月21日 07時34分
水産増殖科

 今日、長年にわたり使用されてきた本校内の施設が撤去されました。

 老朽化に伴い、耐震機能が満たされず生徒の安全面の確保のため仕方ありません。

IMG_1546IMG_1547IMG_9693IMG_9700IMG_9704IMG_9716IMG_9717

 水産増殖科としては、『増殖倉庫』と呼ぶ方が卒業生の皆さまには馴染みがあろうかと思います。

 

 倉庫内を整理しましたら、昭和56年度の真珠生産量(挿核実績)かと思われるパネルが発見されました。

 本校の文化祭である『水高祭』で展示されたものでしょうか。

 IMG_1548

 作製された卒業生の皆さん、このパネルをご覧いただいて当時を懐かしんでいただけたら嬉しいです。

 

 本校は創立80周年を迎えました。また、令和9年4月に新たな学校として歴史を刻んでいきます。

 現在、新たな学校に向けて整備が進められています。

 

20241020日(日) 撤去完了】

マミズクラゲの提供を受けました! 【水産増殖研究部】

2024年10月20日 09時00分
部活動

マミズクラゲは、刺胞動物門 ヒドロ虫綱 淡水クラゲ目 ハナガサクラゲ科 マミズクラゲ属 に属する小型のクラゲで、池や湖などの淡水域に生息します。

 本種の生態及び出現状況に関しては不明なところが多く、「神出鬼没である」と表現されるほど未知なところが多いようです。

 

 この度、本種を調査された著者1名からのご厚意により、今治市産マミズクラゲと研究報告の提供を受けました。研究報告に関して、こちらより閲覧可能です。

https://www.i-kahaku.jp/publications/bulletin/pdf/29/01.pdf

IMG_1537IMG_1538IMG_1539IMG_1542

 愛媛県内で最も古い出現記録は、1972年、宇和島市丸穂町の消毒用用水池とのことです!

 また、最新の出現記録は、今年918日に四国中央市の柳瀬ダムで採取されたことが、愛媛新聞に掲載されていました。

 

 次に著者たちの思いを一部引用させていただきます。

本県(愛媛県)においては、刺胞動物は網羅的な記載や絶滅危惧の評価が積極的に行われてこなかった。技術の進歩により後世で明らかになる情報もあることを鑑みると、普段扱うことの少ない分類群の生物も、様々な分析に耐えうる標本を遺すことが重要である。古い標本や記録であっても後世に活用されうることの事例を示すことで、社会的・文化的な共通理解の醸成を図っていく必要がある(井川ほか,2024)。

 

生物の歴史を振り返る一手段として、標本があります。

たとえ古い標本でも証拠となる根拠(いつ、どこで、どのように(採取して)、どうしたか(写真撮影後逃がした or あるいは標本にした)が記された標本であれば、後世にも活かされるということです。

 

改めて標本の意義や価値について考えるきっかけとなりました!

 

今朝(1018日(金))、マミズクラゲをクライゼル水槽に収容しました。部員と一緒に観察させていただきます(^^)/

 

20241017日(木) 顧問、本日休暇でしたm(_ _)m

マミズクラゲ

プレ発表を行いました! 【水産増殖科第3学年 課題研究】

2024年10月19日 09時00分
水産増殖科

 1023日(木)、水産増殖科の課題研究発表会が開催されます。

 

 今日は、本番前のプレ発表会です。

 司会進行や代表生徒のあいさつ等、すべて3年生が仕切ります。

 今年は4題の発表が予定されています。当日までしっかり練習しましょう!

1 (1)1 (3)1 (3)1 (4)1(6)

 その前に・・・

 17日、18日と中間考査が実施されました。

 3年生の皆さん、高等学校での定期考査は残り2回しかありません。

 有終の美を飾るための準備をしっかり進めていきましょう!

 

20241016日(水) 課題研究プレ発表中】

課題研究,発表会

水産食品科 1年生 魚市場・養殖場見学実習

2024年10月18日 15時04分
水産食品科

10 月11日(金)に水産食品科の1年生が、

「水産海洋基礎」の実習で卸売市場と養殖場の見学を行いました。

朝6時に宇和島水産物地方卸売市場に集合し、水揚げやせり見学を行いました。

その後は、中田水産と下波漁協に分かれて養殖場の様子を見て知識を深めることにより、

水産業に対する興味や関心が高まりました。

IMG_2325IMG_2324

IMG_2248IMG_2250

昼食時には、遊子段々畑を眺めながらのリフレッシュ休憩!

IMG_2270

大変勉強になった、一日となりました(^^♪

水産食品科、魚市場見学、養殖場見学

明日より中間考査です! 【水産増殖科】

2024年10月16日 07時39分
水産増殖科

昨日(1015日)と今朝(1016日)の宇和島湾です。

 IMG_1515IMG_1519

さて、明日より2日間中間考査が実施されます。

2学期の学びを振り返る時期です。水産増殖科の皆さん、しっかりと準備をしてください!

 

 

続いて、専攻科水産増殖科の皆さん、1021日より1025日までの間、「インターンシップ」を実施します。

在校生は全員県外出身者ですので、宇和島地域の水産業を体験して、職業観や進路選択の場となる絶好の機会として取り組んでください。

1010日(木)、愛媛県漁業協同組合宇和島支所青年漁業者協議会の坂本会長様に来校いただき、インターンシップの受入業者様や日程について説明していただきました。

IMG_1436

安全に留意し、実り多い実習となることに期待しております。学びを深めてください!

 

IMG_1516IMG_1517

20241015日(火) 海洋環境モニタリング演習採泥中の現場から以上です】

展示生物元気です! 【専攻科水産増殖科】

2024年10月15日 08時27分
水産増殖科

 先日、虹の森公園おさかな館で2年生の水族館実習が行われ、HP上で紹介しましたが、

 その際、記事の誤り掲載漏れが発覚しました・・・

  記事の誤りは、こちらから御確認ください。

 (https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/?frame_2_page=2#frame-2

 

  誤りはオオウナギの20231020日測定の体重で、10.6kgが正解です。大変失礼しましたm(_ _)m

 

  続いて、記載漏れについては、こちらから探してみてください

 (https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/plugin/blogs/show/1/2/1409#frame-2

 

   記入漏れの正解は、専攻科生が展示協力したクロダイやヘダイの水槽です!

     写真は掲載していたのですが、説明文が抜けておりました。

  こちらの水槽は、種の説明板も専攻科生の手づくりです。

 IMG_1451IMG_1452

 展示協力のようすはこちらから

 (https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/plugin/blogs/show/1/2/1355#frame-2

 

 専攻科水産増殖科のみなさん、第2弾期待しています!

 

 

20241015日(火) おさかな館とのコラボ企画順調です(^^)??

おさかな館

水族館実習(午後の部) 【水産増殖科第2学年 総合実習】

2024年10月13日 08時30分
水産増殖科

 午前の部につづき、午後の部を紹介します。

 

【コイの池入れ】

 池の水が溜まったので、ニシキゴイを池に戻しました。

 ※作業のようすは午前の部参照(https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/?frame_2_page=2#frame-2

 手際よく作業ができました!

 

【オオウナギの測定】

 コイの移動が終わってから、オオウナギの測定を行いました。

 水槽の水位を下げた後、麻酔をかけます。麻酔が効いてきたところで測定開始!

IMG_1484IMG_1477

IMG_1478

時間との勝負です。こちらも丁寧かつ手際よくお願いします!

 

この個体は2019年から展示されています。過去の測定結果と今日の測定結果は以下のとおりです。

2019年測定】

 全長137.5cm、胴回り30.2cm、重量6.6kg

20231020日測定

 全長141.7cm、胴回り32.8cm、重量13.0kg

20241011日(本日)測定

 全長142.5cm、胴回り44.0cm、重量13.0kg

 

確実に成長していますね。

 

 今日の実習のようすを愛媛朝日テレビ様に取材していただきました。

 編集作業が早ければ今日のスーパーJチャンネルえひめ第2部に放送されるそうです。

 放送が楽しみですね(^^)/

本記事が公開されたときには、放送後かもしれません m(_ _)m )

 IMG_1489IMG_1491

 2年生の皆さん、今日は水族館職員として飼育展示している生き物のために頑張りました!

 この調子で中間考査も頑張りましょう!

 

 最後に、虹の森公園おさかな館の皆様、愛媛朝日テレビ様に御礼申し上げます。

 

202410月7日(金)実施】

現場実習 おさかな館

水族館実習(午前の部) 【水産増殖科第2学年 総合実習】

2024年10月12日 08時30分
水産増殖科

 水族館の役割をいくつか分けると、飼育展示する魚類をはじめとする水生生物を『集める』、集めた水生生物を『飼う』、希少な生物や環境を保護する『守る』、これらの活動を私たち利用者に知ってもらう『広める』、さらに、これらの仕事をさらに広めるための『調べる』ことが日々行われております(西・猿渡(2007):水族館の仕事より引用)。

 

 今日は、水族館業務を体感できる貴重な一日です。積極的に取り組みましょう!

 

 生徒たちはJR(予土線)に乗っておさかな館へ移動しました。

IMG_1442IMG_1445IMG_1447IMG_1449

 今日の実習メニューです。

 

【屋外池の掃除とコイの移動】

おさかな館には、ニシキゴイが入っている屋外池があります。

午前中は、池の水を抜きながら掃除をします。水位が下がってきたらコイを一時的に別の水槽へ移します。

IMG_1446IMG_1454IMG_1455IMG_1459IMG_1461

掃除が終わりましたら、池に水を溜め、コイを戻します。(コイの池入れは「午後の部」で紹介しますね)

IMG_1451IMG_1452IMG_1462

 

 202410月7日(金)午後へつづく】

現場実習 おさかな館