岩松川流域学習のお手伝いをしました! 【専攻科水産増殖科 地域貢献活動】
2025年1月20日 17時54分宇和島市立岩松小学校と本校は、昨年9月より、本校の専門性を活かした『岩松川流域学習』を実施し、学校間連携の強化を図るとともに郷土(ふるさと)の素晴らしさを理解させ、郷土愛を育む教育活動を実践しています。
今年度は岩松小学校第3学年の児童のみなさんと学習しています。
これまでの授業実績及び予定は以下のとおりです。
第1回目:令和6年9月9日(岩松川魅力再発見(ふるさとについて考えてみよう))
第2回目:10月28日(オオウナギについて)
第3回目:12月6日(シロウオについて、迷入したジンベエザメからのおしえ)、
第4回目:令和7年1月17日(伝統漁法シロウオ漁の体験)
第5回目:1月27日(シロウオの飼育)
本活動に関しまして、岩松小学校ホームページ『R6岩松小学校日記』にも毎回アップしていただいています。こちらもご覧ください。
今日の学習は、岩松川の早春の風物詩で伝統漁法であるシロウオ漁です。
岩松川で長年シロウオ漁を営まれている松浦和也様、紀江様にご指導していただき、専攻科生に学習補助をしてもらいました。
学習活動は大きく3班に分けて行いました。
【活動1:乗船しながらシロウオ漁の観察】
専攻科生が棒で操船しながら、全長約30mの網を対岸に向かって仕掛け、上げ潮に乗って遡上してくるシロウオの群れを囲い込み一網打尽にする旋網漁です。
漁獲は潮の具合や水温差などに左右されます。
この間、児童たちをおんぶして乗船させてくれました。
【活動2:漁獲物の選別】
漁獲物が水揚げされたら、シロウオ以外の魚類を選別します。
【活動3:混獲生物の観察】
おさかな館職員により、混獲生物の解説をしていただきました。専攻科生たちも協力してくれました。
まとめの学習の際、専攻科生が作製したシロウオの透明骨格標本をプレゼントしました!
児童のみなさん、岩松川の伝統漁法を体験し、地域の素晴らしさを理解していただけたのではないでしょうか。
最後に、本日の学習実施に際しまして松浦様ご家族、虹の森公園おさかな館職員、岩松小学校CS委員に対しまして御礼申し上げます。
【2025年1月17日(木) 岩松川のほとりにて】