水産食品科
水産食品科の3年生は、
食品管理Bの授業で『ヒスタミン検査』を行いました。
本校では、缶詰の海外輸出も行っているので、『ヒスタミン検査』は、重要な項目です!
ヒスタミン食中毒は、鮮度の低下等によりヒスタミンが多く蓄積された魚介類やその加工品を喫食した場合に生じる、アレルギーに似た症状を発症する食中毒です。
なお、ヒスタミンは一度生成されると加熱調理によっても分解されません。
ヒスタミン検査の方法についてしっかり学びましたが、実験準備から後片付けまでの一連の工程についても、協力し合いながらしっかり行っていました。
水産食品科、ヒスタミン検査、宇和島水産高校
水産増殖科
今年度は、総合実習でマダイの種苗生産を行っています。
5月23日、専攻科水産増殖科で自然産卵したマダイ受精卵3万粒を、本科の飼育水槽へ収容し、飼育してきました。
その多くは7月15日海の日に放流しました。
本科で飼育していたマダイは、7月15日以降、専攻科水産増殖科の施設で飼育してきました。
今日は飼育しているマダイ全個体の測定を行いました。
古い水槽から掬い取り、全長、体長、体重を測定し新しい水槽へ移しました。
2年生のみなさん、中堅学年としてしっかりしてきましたね。この調子で学びを深めていきましょう!
【2024年11月7日(木)月曜日の時間割でした(汗)】
マダイ
水産増殖科
1年生は現在、軟骨魚類の学習をしています。
今日は、実物を使用した学習を行いました。
試料は、地元漁業者の方より提供していただいたサメ類です。
本来、これらサメ類は漁獲時に現場で選別される低利用魚類ですが、今日の授業のために提供いただいたものです。
動物福祉のことを考えながら解剖しました。
外部形態を観察した後、解剖していきます。
観察時、ある生徒が歯の形状の違いについて気づいてくれたので、モデル生徒とともに口元をご覧ください。
解剖後、軟骨魚類の消化管(腸)の内側にはらせん階段状の仕切り(らせん弁)を観察しました。
らせん弁は、消化・吸収面は広い機能をもつことや、軟骨魚類にとって重要な分類形質の一つであることが理解できました。
1年生のみなさん、これからも学びを深めていきましょう!
【2024年11月7日(木)1時間目】
軟骨魚類
サメ
エイ
部活動
11月1日に産卵した「マダコ」です。
卵保護しているようすを撮影をするため、かごの蓋を開けようとすると、開けられまいと抵抗されてしまいます(汗)。
母は強しですね(^^)/
【2024年11月6日(水) 孵化が待ち遠しいですね】
マダコ
産卵
部活動
2023年度、当時の先輩たちが人工飼育下で産卵させたカワヤツメが2個体と少なくなりましたが、順調に成長しています。
本飼育個体は先輩から引き継がれ、私たちが3代目となります。
人工飼育に関わられた先輩方へ、機会があれば母校にお立ち寄りください。
そして、現在のカワヤツメをご覧ください!
【2024年11月6日(水) 管理中】
カワヤツメ
学校行事
10月31日午後、宇和島南中等教育学校体育館にて合同講演会が行われました。
ドラマ「ファーストペンギン」のモデルにもなった株式会社GHIBLI代表取締役 坪内 知佳様 をお招きして、「つながる ひろがる これからを生きる ~仲間とともに 地域から世界へ~ 」というテーマで御講演いただきました。
常に未来を見据え、強い信念のもと決して諦めずに動き続ける姿や、一人ひとりが行動を起こすことの意義、みんなが関わり合って助けたり助けられたりしているということを、生徒や職員に分かりやすく御講演いただきました。
生徒たちは、地元宇和島の一次産業を守っていくことの大切さに気付き、未来に向けて今自分自身がなすべきことを模索し始めたのではないかと思います。
坪内 知佳様、御講演誠にありがとうございました。
宇和島南
合同講演会
部活動
10月22日に卒業生より提供していただいたマダコが、本日産卵しましたY(^^)Y
最近、資源量の減少のためニュース等で取り上げられるマダコですが、漁業資源として食文化として後世に残していく必要があります。
そのため、国内における種苗生産技術の普及は急務と思われます。
本校でも微力ながらタコ類の種苗生産に取り組んでいます。
小さなことからコツコツと本種の種苗生産技術を積み上げていきたいです。
【2024年11月1日(金) 親ダコ卵保護中】
マダコ
産卵
水産増殖科
専攻科水産増殖科では、『すけるとん&すぺーす健ちゃん』ブースにおいて、透明骨格標本の当たるくじ引きと、飼育生物水槽展示イートインスペース(第1講義室)でポップコーンと珈琲無料提供を行いました。
透明骨格標本の題材は、実習で採取したものや飼育生物より作製しました。
お客様方に大好評でした!
イートスペースの水槽は、各担当が趣向をこらした展示解説でお客様を楽しませていました。
水高祭(文化祭)のために無償提供していただいた珈琲は、愛知県出身の専攻科生御家族が愛飲されているもので、「CHINA」、「BRAZIL」、「ETHIOPIA」の3種です。
記して感謝申し上げます。
お試しいただいた来校者の皆さま、以下のWEBサイトに詳細を記しております。
ARCHE COFFEE(アルケーコーヒー)
(https://archecoffee.com/?srsltid=AfmBOoo5lycxhVCOjeF2fZuMA6FJoI7nOzoxIsrqlIBmkzBYhN9ApN11)
(追伸)「CHINA」をいただきましたが、フルーツフレーバーや発酵感が最高でした(^-^)g""
「BRAZIL」、「ETHIOPIA」もぜひ飲んでみたいです!!(HP担当者の感想)
【2024年11月2日(日) 足元の悪い中ご来校ありがとうございましたV(^^)V】
水高祭
専攻科水産増殖科
水産増殖科
今週も不安定な天候が続きました。
今朝の宇和島湾です。
上段:10月28日、10月29日
中段:10月30日、10月31日
下段:11月1日、11月2日
さて、本日はいよいよ水高祭です。
開場・受付は10:30開始、入場は10:30~14:30までの予定です。
足元悪い中、申し訳ありませんが、ぜひ本校へお越しください。
笑(愛)顔でお迎えいたしますY(^^Y
【11月2日(土) 今朝の宇和島湾】
宇和島湾
水高祭
学校行事
今日は、校内生徒研究発表会と、水高祭の準備を行いました。
生徒が日頃の学習・研究活動の成果を発表することで、主体的に学習する態度や創造性を高め、問題解決能力の育成及び高揚を図るとともに、水産・海洋に関する理解促進や水産業及び海洋関連産業の一層の振興・充実に努めることを目的としています。
学校長、水産クラブ会長のあいさつの後、発表開始です。
第1発表 水産食品科:「水高缶詰の輸出拡大」
第2発表 海洋技術科:「最後の小型焼玉エンジン再始動計画 ~9年目の取組み~」
第3発表 水産増殖科:「学生割引 ~食べて学び、地元を愛す~」
愛媛県の水産産物輸出促進を目的とした取り組みや、ヒトづくり・モノづくりの観点から宇和島市最古のエンジンの再始動(復活)、さらに、愛媛県における漁業就労者減少や宇和島市の人口減少の歯止めとなるような提案型の発表で、各科、特色のある取り組みをしっかりとまとめた発表でした。
これら発表のうち、2題が四国地区生徒研究発表会へとコマを進めます(注:四国大会進出チームは当日まで秘密です)。
発表生徒のみなさん、聴衆の生徒のみなさん、先輩たちからの学びを引き継ぎ、伝統や技術の伝承をしてください!
【2024年11月1日(金) 水高祭準備中(汗)】
生徒研究発表会