令和元年度全国水生生物調査(宇和島市来村川水系) 【水産増殖科第3学年 総合実習】
9月26日(木)、私たち水産増殖科第3学年は、令和元年度全国水生生物調査を行いました。
全国水生生物調査とは、河川にすむ生き物を採集し、その種類を調べることで、水質(水のよごれの程度)を判定する調査です。この調査では、水質(水のよごれの程度)を4つのレベルに分けて、判定します。採集した生き物の中には水のよごれの程度を示すものさしとなる指標生物がいます。その指標生物を配点ルールにより、点を加えていきます。点数を合計し、最も点数が高かった水質階級をその地点の水質階級となります。
水産増殖科では、1998年(平成10年)より、本校の横を流れる来村川(通称:保手川)本川(流)と支川(流)の薬師谷川の2箇所で実施しています。
調査項目は、調査場所の生息環境の記録および気温、水温、流速などの測定した後、採集を行います。
【来村川(三島橋)】:調査時刻11:20-11:50,気温28.1℃,水温23.1℃
来村川水系のほとんどは住宅地を流れる平地です。ピンセットを使ってヒラタドロムシ類を取ります。この場所で優占した生物はヒラタドロムシ類とイシマキガイです。以上の結果、水質階級は、ややきれいな水(水質階級Ⅱ)と判定されました。指標生物以外にはタニガワカゲロウ類がたくさん取れました。
【薬師谷川(岩戸橋)】:調査時刻13:29-13:59,気温23.0℃,水温19.1℃
来村川水系では唯一の渓谷です。この場所ではカワゲラ類とサワガニが優占していました。その他にはナミウズムシ(プラナリア)も採取することができました。水質階級は、きれいな水(水質階級Ⅰ)と判定されました。
私たち水産増殖科は、水生生物による水質判定結果から河川の水質をモニタリングしています。諸先輩方から引き継がれているこの調査を私たちも引き継ぐことができました。
今回は来村川と薬師谷川の2箇所で実施することができました。また、生物相の違いについても学びを深めることができました。
私たちはこれら学習を通じて、地域の自然や生物から水産業について学びを深めていきたいと思います。
生徒集会で愛媛県高等学校新人大会南予地区予選の表彰がありました。
テニス女子シングルで冨永さんが2位となり、県大会へ出場することになりました。
県大会に向けて練習に取り組んで欲しいと思います。
節足動物(甲殻類;長尾類)の外部形態の観察と分類に関する学習を行ないました。本日の教材はクルマエビ(養殖物)です。
準備物:クルマエビ、ケント紙、鉛筆(またはシャープペンシル)、水性ボールペン、定規、ノギス
教材のクルマエビは私たちの学習のために役立てられています。生命(いのち)に感謝し学習を進めていきます。
今日は各部位の計測したあと、鉛筆(またはシャープペンシル)で下書きをしているところです。
昨日下書きしたスケッチに墨(ペン)入れをしました。実線または破線で描いていきます。色素の濃淡もペン先に注意をし描きます。
一学期には軟体動物(スルメイカ・ケンサキイカ)の観察とスケッチを行ないました。
私たちはこれら実習を通じて、地域の自然や生物から水産業について学びを深めていきたいと思います
9月24日(火)、薬物乱用防止教室がありました。
講師の松坂俊光先生より、医学的観点から薬物やスマホの依存について教えていただきました。
タイ(バンコク)愛媛県PR活動
令和元年8月22日(木)~27日(火)
8月23日
バンコク到着後、市内を社会見学。ワットポーやワットアルンなどの寺院を見て回りました。
タイ料理はおいしいけど非常にスパイシーです。
夕方から解体ショーのため、ドンドンドンキトンロー店に移動し打ち合わせを行う。通訳をしてくれた女性と打ち合わせをしました。本番では通訳の女性との息が合わず時折話が止まってしまいました。
8月24日
1日で3回の解体ショーを行いました。解体ショーを行うたびに、少しずつ通訳さんとの息も合ってきてタイ語もすこしずつ言葉が増えていきました。何よりも現地の担当者やお客様が私たちを温かく迎えてくださったため、非常に解体が行いやすと感じました。
8月25日
2回の解体ショーがあり、通訳さんとも非常に打ち解けて良い解体ショーが行えた。生徒は、若いだけあり順応性がありタイ語もよく覚えお客さんへの呼びかけにもタイ語を使って呼びかけもしました。
8月26日
世界遺産であるアユタヤ遺跡に社会見学に行きました。海外での愛媛県産魚PR活動は、社会見学をし、海外の文化や慣習を学ぶことも私たちには非常に重要なことであると感じています。せっかくの機会なのでもっと事前にどのようなところかを調べておけば良かったと感じました。
今回のタイでのマグロ解体ショーは、先日行ったベトナムでのマグロ解体ショーの反省を引き継ぎ事項として聞いて行ったため、通訳さんとの打ち合わせを綿密に行うことができました。
水産増殖科3年 科目「課題研究」でアサリを採集する採苗器を製作しました。
場所は宇和島市三浦天満埋め立て地。参加者は、地元三浦漁協のアサリ研究会の皆さんと、水産研究センター、宇和島市役所水産課の方々も参加されました。
採苗器となる網袋には、小石とケアシェルを約5㎏入れ、200袋準備しました。
ベトナムマグロ解体 令和元年8月1日(木)~8月6日(火)
場所 ベトナムホーチミン市
8月2日 ホーチミン市ベンタイン市場見学などの社会見学。異文化体験と考え民族衣装をレンタルして見学しました。
8月3日 THE SUSHI BAR 1号店でマグロ解体ショー
THE SUSHI BARは、日本人が経営する日本食レストランで、お客様は日頃はベトナム人がほとんどのお店です。しかし、現地の皆さんが多くの宣伝をしてくださったおかげで当日は、日本人のお客様も多数来場していただきました。
私たちは、通訳のタマちゃんと連携をしながら解体ショーをしました。なかなかタマちゃんと息が合わずマグロ解体ショーのMCの間が空いてしまいました。
非常によい場所でお客様もたくさん見てくださったのに課題の残る解体ショーとなりました。
8月4日 THE SUSHI BAR 5号店でマグロ解体ショー
昨日の反省を生かして、通訳のタマちゃんと解体ショーについての打ち合わせをたくさんしました。
そのおかげで解体ショーは前日よりもスムーズに進みましたが、もっと良い解体ができたと思います。
8月5日 メコン川デルタ地帯の見学
バスで2時間移動し、メコン川デルタ地帯の見学を行いました。
初めてのベトナムマグロ解体ショーでしたが、海外でマグロ解体ショーをする難しさを感じました。参加した生徒だけでなく、他の生徒にもうまく伝えられるようにしたいと思っています。また、ベトナムでは日本と違った食文化や交通手段の違いなど驚くことばかりでした。
9月19日(木)は、月曜日の時間割です。
生徒の皆さんは、間違えないように注意してください。