水産食品科の缶詰実習は、原料魚の魚体処理(魚をさばく)から、缶にラベルを貼り、箱詰めするところまでを生徒が行います。
本日は、缶のラベル貼りを総合実習で行っています。
この実習はかなり根気が必要な実習ですが、生徒一人ひとり本当に頑張って活動をしています。
このラベルは、平成23年に地域の人達と宇和島の活性化をしようという取り組みの中で生まれたラベルです。
そして、今では、楽天市場や日本最大の缶詰コーナーといわれる日本百貨店の缶詰売り場にも並ぶようになっています。
生徒による手作り缶詰、ぜひ皆さま一度お試しください。

水産増殖科の最近の実習風景を紹介します。
【2021年9月24日(金):水産増殖科第2学年(総合実習)】
私たち水産増殖科第2学年は、水のCODの測定を行いました。Chemical Oxygen Demandの頭文字をとったもので、水中の有機物や還元性物質の量により変化するので、水質汚濁の程度を比較的簡便に表す指標とされています。本校では、アルカリ性過マンガン酸カリウム-ヨウ素滴定法という手法で実習を行いました。



【2021年9月27日(月):水産増殖科第2学年(総合実習)】
写真はありませんが、今日は魚類の透明骨格標本作製を行いました。できあがりをお楽しみに!
【2021年9月28日(火):水産増殖科第1学年(水産海洋基礎)】
先週の漁業実習で釣獲した魚類を材料に観察とスケッチを行いました。



今日の実習は服部先生の授業の続きです。様々な魚類が釣れています。



各部名称や各部位の測定を行ったら下書きをしていきます。
もちろん3年生の皆さんも実習を行っています! 後日、3年生の活動のようすを紹介します!
このように2学期の実習も本格化してきました!!
初任者研修の一環として、本日、服部先生の研究授業が行われました。1年生水産増殖科の生徒を対象に、「海洋生物」の授業が行われました。一人1台端末を活用し、実物教材と併せて、生徒の興味・関心を喚起する授業が展開されました。本日の主題は、魚類の分類(目)の方法を習得させることを目的に、グループでの話し合いや発表など、生徒が主体となったとても活気のある授業でした。


昨日の漁業実習で採取した魚





端末を活用しての作業


発表や授業のまとめを行う
水産増殖科各学年の今週のようすを紹介します。
【9月14日(火)第1学年 水産海洋基礎】
今日は釣り実習に行く予定でしたが雨により延期となりました。そのため今日の実習では『標本』について学習しました。標本には目的により液浸や乾燥などあります。また、分類群によっても作成方法が異なります。
次回、釣り実習で採集した試料を使って学習しましょう!
【9月16日(木)第3学年 総合実習】
魚類と真珠の班別実習を行いました。魚類班は生物飼育室内の親魚水槽で飼育しているマダイ(2018年度産・2020年度産)の測定を行いました。残念ながら真珠班の写真は撮影できていません。



2018年度産は2020年度産に比べずいぶん大きいですね!



【9月17日(金)第2学年 総合実習】
漁場環境を調べる一手法として、『溶存酸素量:Do』を学習しました。



試水の滴定を行っているところです。



試水が透明になるまで滴定します。
以上のように水産増殖科では学年毎に様々な学習を行っています!
昨日もフリア先生が来校され、1G、2M、専攻科1Aの授業に参加していただきました。
1Gの授業では、授業で学習している動詞の過去形を使った活動を行いました。フリア先生に夏休みのことを話していただいたあと、自分たちも過去形に気を付けながら自分の夏休みについて英語で表現し、それぞれ頑張っていました。



2Mの授業では、昨日の2Aと同様、受動態を使ったいろいろな活動を行いました。グループで指示をしてポーズを作る活動では、みな日本語を使わないよう必死にがんばりました。その他の活動でも、受動態の表現をたくさん使い、理解につながったと思います。



専攻科1Aの授業には初めて来られました。英語で質問をし合って簡単な自己紹介をしたあと、フリア先生の自己紹介についてクイズを行いました。英語のやり取りもスムーズで、質問に対して答えるときも文で答えるなど、さすが専攻科生、という場面が多く見られました。



フリア先生の授業は生きた英語に触れ、英語や異文化の理解を深めるよい機会になっています。いつもありがとうございます。
今日は2学期最初のALT来校日で、3年選択Bと2Aの授業に来ていただきました。
3年選択Bの授業では、始めにフリートークをしており、夏休みにしたことをそれぞれ話しました。生徒たちは主に勉強を頑張ったようです。また、「高校生は土曜日に授業を受けるべきか」というテーマでミニディベートを行いました。自分で考え、それを英語で発信するいい練習になりますね。




2Aはウォーミングアップゲームで盛り上がったあと、受動態を使ったクイズなどに挑戦しました。be動詞と過去分詞で「~される」の意味になる英文がたくさん出てきましたね。ちょうど学習している内容なので、いい復習になったと思います。今日は楽しい授業をありがとうございました。明日もよろしくお願いします。




水産食品科では、水産増殖科で育てているマダイのうち、商品価値が低いマダイを譲り受け、食品の加工を行いました。
価値が低い魚や部位を有効利用することは、愛媛の水産業を持続可能なものにするためには非常に大切です。
愛媛では、ほとんどの企業がそのような取り組みに着手していると伺っていますが、
学生時代から、私たちも命の大切さや有効利用の大切さを理解するためにも非常に良い機会となりました。


今回は、一夜干しに加工しました。
3年生はこのサイズのマダイを処理するのは初めてで、技術を身に付けるにもよい実習となりました。


開いたマダイは、お酒、昆布を入れた塩水に付け、一日乾燥させてできあがりです。
水産高校の選択授業では、農業の食品製造についても学んでいます。
昨日、グドロップチャレンジで使用した卵を使って「クレームブリュレ」と「キッシュ」を作りました。



キッシュの焼き上がりは少々焦げてしまったため、画像は載せていません(笑)


来週は、生徒が先生となって牛乳の加工の授業を行います。