水産食品科
水産物を知り、興味を持ち、実際に食べてもらうことを目的に、
水産食品科では、魚食教育活動に取り組んでいます。
近年、日本では魚離れが深刻化しており、魚食を中心として日本の食文化は薄れつつあります。
現在では畜肉の消費量が水産物消費量を上回り、
食生活の欧米化が進んでいます。
愛媛県、特に南予地域は、水産業や水産加工業が盛んな地域です。
そこで、地域の特色を生かし、園児を対象とした魚食教育活動を毎年実施しています。
魚食の素晴らしさを伝えるとともに、
地域の水産物やその加工品に親しみを持ってもらい、
将来の水産物消費拡大につなげることを目的としています。

今回は、2年生が3班に分かれて活動を行っており、
1月27日(火)には、認定こども園八幡幼稚園にて、じゃこ天の作り方を紹介し、
じゃこ天づくり体験を実施しました。
園児たちは、すり身に触れながら「魚のにおいがする」「早く食べてみたい」といった
声をあげ、楽しそうに体験に参加していました。
また、この活動園児だけでなく、
水産高校生にとってもこれまでに学んだ知識や技術を活かし、
分かりやすく伝えるインプット・アウトプットの実践の場であり、
大きな成長の機会となっています。
最後に、この活動にご協力いただきました保育園の先生方、
そして園児の皆さんに心より感謝申し上げます♡



水産食品科
宇和島水産高校
水産増殖科
今日の試料は、アサヒガニですV(^^)V
形態的に、カニのようなエビのような姿をしています。
背側と腹側の写真より雌雄判別をしてみましょう。
背側からみて、通称「ふんどし」と呼ばれる腹節の幅が狭い方がオス(左側)、広い方がメス(右側)です。 
腹側からみても腹節に違いがみられます。
K先生が自作したワークシートに各部位を取り外しながら観察を進めていきます。
体のつくりや役割などを考えながら学習しています。

観察後は、アサヒガニの生命に感謝し、塩ゆでと蟹チャーハンにして美味しく頂きました!


日本国内にはさまざまな水産物があります。
近年、地球温暖化の影響で海水温の上昇に伴う生物の北上などについて、テレビ等で耳にします。
宇和島地域でも、食文化(馴染み)のない未知な水産物が見られる可能性があります。
それらに対応できる学びをしていく必要があります。
多くの水産物(生物)を知ることはとても大切なことです。
そのような学習を専攻科水産増殖科では行うことができます。
進路選択の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
【2026年2月3日(火)実施】
アサヒガニ
観察
試食
部活動
水産食品科
中国四国農政局愛媛県拠点において、
水産食品科3年生による発表と参加者との意見交換を行う研究発表会を開催します。
生徒の発表内容は、「第34回全国水産・海洋高等学校生徒研究発表大会」において最優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞したものです。
この研究発表は、愛媛が全国に誇る宇和島の養殖ハマチを世界に売り込み消費拡大を図るため、高校生自らが市場調査、商品開発及び販路開拓に取り組み、その成果をまとめたものです。
この取組内容は、政府が進める日本産農林水産物・食品の輸出拡大施策を実践したものであり、食品の輸出を目指す事業者や行政担当者にとっても今後の輸出促進に資する内容となっています。
現地開催の他にオンライン開催もありますので、是非ご参加ください。
【開催日及び場所】
日時:令和8年2月5日(木) 11時00分~12時00分
場所:松山地方合同庁舎6階会議室(松山市宮田町188番地)
開催方法:現地開催及びオンライン開催
【対象者】
食品の輸出を目指す事業者
水産関係者
食品の輸出に関心のある方(マスコミを含む)
行政等の輸出関係業務担当者
【定員】
会場:50名程度
オンライン:100名程度
【内容】
(1) 開会あいさつ
(2) 発表会(発表者:宇和島水産高等学校水産食品科3年生3名)
(3) 参加者との意見交換
(4) 閉会あいさつ
【参加申込方法】
参加申込については、下記の参加申込フォームからお申込みください。
<参加申込フォーム>https://forms.office.com/r/0mSYktzNcR?origin=lprLink
詳細は中国四国農政局のWebサイトをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/ehime/260128.html

水産食品科
宇和島水産高校
水産加工食品輸出
水産増殖科
2年生は、真珠養殖関連の実習が本格化する前に、真珠養殖で欠かせないアコヤガイについての理解を深める必要があります。
真珠養殖と言えば、レジェンドF先生による真珠養殖に関する全体像について説明を受けた後、アコヤガイの観察とスケッチを行いました。
修行中のK先生も生徒と共に学んでいます!
アコヤガイの血液は透明です。
皆さんのためにアコヤガイの生命を活用させていただきます。
感謝の気持ちを持って学習しましょう!
各部位を測定後、軟体部の観察を行っていきます。
心臓の拍動を観察することができましたね!
先生方にも先人が培ってきた知識・技術が引き継がれています。






2年生はいくつもスケッチも描いてきたので要領(コツ)をつかんできたようですね(^^)/
このように熟練技を要する真珠養殖ですが、これから実習を行っていく上で必要な技術です。
積極的に学んでください!
【2026年1月29日(木)実施】
アコヤガイ
観察
スケッチ
水産増殖科
今日の実習ではノギスの測り方と軟体動物の観察を行いました。
【ノギスの測り方】
ノギスとは、本尺と副尺から構成されており、副尺を横にスライドさせ、バーニヤ目盛りの値を読み取る工具です。水産増殖科では、生物の長さを測るときに用います。
今回は、貝殻標本で計測してみました。 



【軟体動物の観察】
後半は、コウイカの仲間であるカミナリイカと巻貝のカサガイやヒザラガイを観察後、歯舌(しぜつ)を取り出し顕微鏡で観察しました。 
歯舌とは、貝類やイカ・タコ類が持っている硬い歯のような摂餌器官です。
写真はカミナリイカの口球を切開し歯舌を観察しています。 

次に、カサガイの歯舌も取り出し検鏡しました。 


おまけとして、カミナリイカの墨袋を墨汁代わりに書初めをしてみました(^^)/


イカ墨の有効活用です!
今日は楽しみながら多くの学びがありました!
【2026年1月22日(木)実施】
ノギス
カミナリイカ
カサガイ
ヒザラガイ
歯舌
イカ墨
水産食品科
水産食品科3年生の授業で、「ヒスタミン濃度の測定実験」を行いました。
赤身魚に多く含まれるヒスチジンは必須アミノ酸の一つで、
人の成長に欠かせない重要な物質です。


しかし、取り扱いが不適切な場合、ヒスタミン生産菌の働きによって
「ヒスタミン」に変化し、食中毒の原因物質となります。
授業では、新鮮なカツオ、鮮度が落ちたマグロ、すり身などを用いてヒスタミン濃度を測定しました。
生徒たちは、試料によって結果がどのように変化するのかを予想しながら、
興味をもって実験に取り組んでいました。
翌日(1月15日)の総合実習では、
お楽しみ企画として”餅つき”を行いました。



かつては多くの家庭で年末の恒例行事であった餅つきも、
現在ではスーパーで購入する機会が増え、実際に体験することは少なくなっています。
今回、昔ながらの餅つきを体験することで、日本の食文化への理解を深める貴重な学びとなりました。
餅つきは生徒だけでは大変な作業のため、
さまざまな先生方にも参加していただき、楽しく会話をしながら行いました。
また、校長先生にもお越しいただき、担任の先生とともに3年間の思いを込めて餅をつきました。
つきたてのお餅は格別においしく、少量でもお腹いっぱいになるほどでした。
実験による学びと、仲間や先生方との交流を通して、
3年生にとって心に残る授業・実習となりました。
水産食品科
宇和島水産高校
お餅つき
水産増殖科
今日は、キュウセンを題材として、魚類の性と生殖器官について学習しました。




このキュウセンは、2学期の漁業実習で釣獲したものを冷凍保存しておりました。
漁業実習のようすはこちら↓
https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/plugin/blogs/show/1/2/2767#frame-2
キュウセンは性転換することが知られています。
体色と生殖腺より雌雄判別を行いましたが、全個体の生殖腺は小さく雌雄判別することができませんでした。ざんねん(涙)


魚類の性について、雌雄異体、雌雄同体、雌性先熟、雄性先熟といった専門用語を、体験を通じて学習することができましたね!
進級するとより専門的な学習ができます。これからも日頃の学びを大切にしてください!
【2026年1月23日(金)実施】
魚類
性
生殖器官
キュウセン
部活動