合同ゼミ 【水産増殖第3学年・専攻科水産増殖科第2学年】
2024年7月13日 12時00分今年度は、水産増殖科第3学年の科目「課題研究」と、専攻科水産増殖科第2学年の科目「卒業研究」で合同ゼミを行っています。
先月、1回目のゼミを行い、今日が2回目です。
各班の発表を聞きながら、本科生と専攻科生とが学び合いをしています。
他者の発表を聞くことにより、新たな発見や課題が見つかります。
次回は9月に実施します。
夏休みも忙しいでしょうが、しっかり準備をしてください。
今年度は、水産増殖科第3学年の科目「課題研究」と、専攻科水産増殖科第2学年の科目「卒業研究」で合同ゼミを行っています。
先月、1回目のゼミを行い、今日が2回目です。
各班の発表を聞きながら、本科生と専攻科生とが学び合いをしています。
他者の発表を聞くことにより、新たな発見や課題が見つかります。
次回は9月に実施します。
夏休みも忙しいでしょうが、しっかり準備をしてください。
7月11日に3年水産食品科の生徒は、食品技能検定3類の実技試験を受けました。
この実技試験の練習については、先日本校ホームページにおいて「中和滴定の練習風景」というタイトルで紹介しました。
この試験に向けて、生徒たちは放課後も練習を頑張ってきました。
当日は、いつもと違う雰囲気で、緊張と焦りから「あっ!」という場面もありましたが、
皆さん練習の成果が出たのではないかと思います。
結果が楽しみです!!
一学期も残すところ10日を切りました。水産増殖研究部のみなさん、日々の管理ご苦労さまです。
水産増殖研究部の活動には大きく3つの活動があります。一学期を振り返りながら近年の活動について簡単に紹介します。
【飼育研究】
令和3年度より新養殖対象種の開発を目標に『水高タビエビ・プロジェクト』及び『水高コズナ・プロジェクト』が始まりました。
タビエビとは、ウチワエビ2種(ウチワエビ・オオバウチワエビ)のことを言います。これらの幼生はクラゲ類に跨り、移動手段及び餌料として利用しています。
活動当初は、宇和島市立中央公民館(ホリバタ)において活動のようすを紹介させていただきました。
コズナとは、アマダイ類のこと言います。水産増殖科では特にシロアマダイの種苗生産に挑戦しています。今年度も人工授精することができ、昨年度より飼育日数を更新することができました!
さらに、昨年より『水高たこつぼ・プロジェクト』を始動しました。現在、マダコ(下の写真 上2枚)とスナダコ(下の写真 下2枚)のベビーラッシュです(汗)。稚ダコの段階で、色素包の形状により両種を区別することができます。孵化後重要となる浮遊期を無事に乗り切ることができるでしょうか・・・
これらは愛媛県内において重要な水産生物です。地元漁業者様の協力なしでは活動することはできません。このように貴重な機会を頂き取り組めることに感謝いたします。
今後もトライ&エラーを糧とし、日々管理を行っていきます。
【フィールド調査】
以前は宇和島市内の河川や沿岸域で生物相(主に魚類)調査を行ってきましたが、近年は思うようにフィールドに出ることができていません。新年度に向けて充電(計画)中です。
【アウトリーチ活動】
今年度は、宇和島自然科学教室の講師補助やうわじま圏域子ども観光大使の皆さんとの交流、ハワイアン・フェスティバル(下の写真 上2枚)やHonda Cars 宇和島オープンイベント(下の写真 下2枚)等を積極的に行っています。
このように毎日元気に活動しています。夏休みに入っても忙しいと思いますが、熱中症等に気を付けて引き続き管理をよろしくお願いします!
城北中学校生の見学・体験講座を実施しました。
水産食品科では、3年生が体験内容を企画した
①「人工イクラづくり」
②「真鯛の解体ショー」
③「生徒の研究した試作品の試食」
④「水産食品科クイズ」
を行いました。
見学・体験が終わった後は、「楽しかった!」という声が聞かれ
良かったです。
本校の生徒は、話し合いから中学生対応まで、
生徒一人一人がこれまで身に付けた企画・運営力を生かせるよい機会となりました。
城北中学校2年生が、本校各学科の見学や体験をするためにいらっしゃいました。
城北中学校の皆さんは、総合的な学習の時間を使って、水産や海洋関係に関する学習を行っているとのことです。
今回、水産増殖科で体験していただいた内容をご紹介します。
【煮干しの解剖】
煮干しの主な原料は、カタクチイワシです。宇和島地方では「ほうたれ」と呼ばれています。
煮干しを解剖し、ワークシートに各部位を貼り付けていきました。
【マダイ種苗生産】
5月23日に産卵した授精卵から大切に育ててきたマダイを2,000尾、中学生に放流してもらいました!
その後、飼育室の案内をしました。最初は話しかけにくそうな生徒も徐々に打ち解けていきました。終了後はバスまでお見送りをしました。
城北中学生のみなさん、水産高校はいかがでしたか? 進路の一つとして前向きに考えてみてください。
7月8日(月)2限目に、本校海洋技術科2年生と、ハワイからのインターン生との交流授業を実施しました。
インターン生のマシューさん、ケイトリンさんには、まずハワイの魚や漁についてのプレゼンテーションをしていただきました。日本にはない魚の名前や様々な漁の仕方を知ることができて、生徒は興味深く聞いていました。
続いて生徒が学校の紹介を英語でプレゼンテーションしました。少し緊張気味でしたが、それぞれ自分の担当部分の発表を頑張っていました。
そのあとは自由に質問をする時間です。ハワイのおすすめの食べ物や日本の印象など、いろいろな質問をして交流を楽しみました。
9月の遠洋航海実習ではハワイにも立ち寄ります。今日の交流で、ハワイに行くのがますます楽しみになったことと思います。マシューさん、ケイトリンさん、素敵な機会をありがとうございました。
7月5日(金)5、6限目、1~3年生の水産増殖科・水産食品科の生徒を対象に、合同企業説明会を実施しました。
地元から21社の企業に来ていただき、生徒たちは、20分ずつ4社の説明を聞きました。
体育館はとても暑かったですが、真剣な表情でメモを取りながら話を聞く姿が見られました。
企業の方からの話は資料や映像などがあってとても分かりやすく、生徒たちは地元の様々な企業や仕事について知ることができました。
これから進路実現の本番を迎える3年生は、参考になる話が聞けたほか、社会人として働くことへの心構えができましたね。
1、2年生も、今日学んだことや感じたことを進路を考えるきっかけにしてください。
来週は、城北中学校の生徒さんを対象とした見学・体験講座を行います。
当日は、本校の海洋技術科、水産増殖科、水産食品科の3班に別れて、
各科の見学・体験をしてもらうことになっています。
今日、水産食品科の3年生は、当日の内容について打ち合わせをしました。
企画内容や当日の流れなど、クラスの皆で話し合いながら進めています。
中学生の学びだけでなく、
本校生にとっても企画を準備・実行するための学びとなっています。
なお、どんなことをするかについては、来週のお楽しみにしておきます(^^♪
期末考査も終わり7月に入りました。
3年生の皆さん、進路実現のために何かに取り組んでいますか?
求人票も届いています。しっかり進路室に通ってくださいね。
本日、水産増殖科の3年生は、「栽培漁業技術検定1級」を受検しました。
本検定は全国水産高等学校長協会主催の検定であり、高等学校において栽培漁業(資源増殖)に関する教育を受けている生徒の知識及び技術を検定し、もって生徒の目的意識の醸成を図るとともに、将来の豊かな職業生活に資することを目的としています。
検定内容には、資源増殖や栽培漁業に関する実用的な知識・技術を問う1級と、基礎的な知識・技術を問う2級があり、それぞれ筆記試験と実技試験が実施されています。
本検定にチャレンジすることにより、資源増殖分野の幅広い知識と技術が習得できます。
水産増殖系科目を学習する私たちにとって、栽培漁業技術検定はとても大切な検定です。クラス一丸となって全員合格を目指し頑張りました!結果が楽しみです。
私たちはこれらの学習を通じて、地域の自然や生物から水産業について学びを深めていきたいと思います。
【令和6年7月4日(木)実施】
本日で期末考査が終了し、もう少しで夏休みですね。
今年も充実した夏休みを過ごせるよう、お世話になっている大学の先生からご案内いただいた夏休みのイベントをご紹介します。
「中高生DNAシンポジウム」
DNAで森羅万象を解き明かせ!!二重らせんがひも解く生命の謎 I
1 コンビーナー(あいうえお順)
北 夕紀(東海大学 生物学部 海洋生物科学科)
猿渡敏郎(東京大学 大気海洋研究所・成蹊学園サステナビリティ教育研究センター)
高橋遥一郎(筑波大学 医学医療系 法医学)
西 健喜(筑波大学 医学医療系 法医学)
眞鍋 翔(関西医科大学 法医学講座)
門田有希(岡山大学 学術研究院環境生命科学学域(農))
2 主催 日本DNA多型学会
3 後援 日本自然史学会連合、男女共同参画学協会連絡会
4 協力 朝日学生新聞社
5 開催趣旨
DNA(デオキシリボ核酸)は地球上のあらゆる生物の設計図である。DNAはチミン(T)、シトシン(C)、グアニン(G)、アデニン(A)という四つの塩基が連なる二重らせん構造をしており、この四つの塩基の組み合わせが遺伝情報を構成している。生き物を研究するうえでDNAは情報の宝庫である。そのため、動物学、植物学、水産学、人類学、医学といった学術研究のほかに、犯罪捜査、食品偽造の解明など、DNAの研究は私たちの日常生活の中に深く入り込んできている。
このシンポジウムでは、DNA研究を行っている先生方にご自身の研究を紹介してもらい、DNA研究がどのようなものなのかを中高生に理解してもらう。さらに、先生方に中高から今に至るまでの、いかにして研究する人生を選択し進むようになったかを話してもらい、中高生が大学進学などの進路を考えるうえで参考となる、実際の経験に根差した情報を提供する。
講演後に、講演された先生方と中高生との交流の場としてブレイクアウトルームを開設し、質問を受け付け、進路相談などにも応じる。
本シンポジウムは、参加した中高生にDNA研究を通して理系分野への興味と関心を抱かせ、大学で理学、農学、医学といった理系の学部、学科への進学を促すことを目的とする。
6 開催日時 2024年8月1日(木)13:00~17:30
7 対象 中高生
8 参加費 無料
9 開催形式 Zoomを使用したオンライン開催
10 参加申し込み方法
参加申し込みサイト(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe1pGTunHkLTBsRu385NO_BohTWw6lA2pKQ2R2ZsGT_v8T2tQ/viewform)からお申し込みください。Zoomや講演要旨集に関する情報は、後日参加希望者に直接メールで通知します。
本校生徒に限らず、本イベントに関心を持たれた皆さん、参加されてみてはいかがでしょうか?
詳細は、一般社団法人日本DNA多型学会サイト多型学会のホームページ(http://dnapol.org/news/921.html)をご覧ください。