水産増殖科各学年の今週のようすを紹介します。
【9月14日(火)第1学年 水産海洋基礎】
今日は釣り実習に行く予定でしたが雨により延期となりました。そのため今日の実習では『標本』について学習しました。標本には目的により液浸や乾燥などあります。また、分類群によっても作成方法が異なります。
次回、釣り実習で採集した試料を使って学習しましょう!
【9月16日(木)第3学年 総合実習】
魚類と真珠の班別実習を行いました。魚類班は生物飼育室内の親魚水槽で飼育しているマダイ(2018年度産・2020年度産)の測定を行いました。残念ながら真珠班の写真は撮影できていません。
2018年度産は2020年度産に比べずいぶん大きいですね!
【9月17日(金)第2学年 総合実習】
漁場環境を調べる一手法として、『溶存酸素量:Do』を学習しました。
試水の滴定を行っているところです。
試水が透明になるまで滴定します。
以上のように水産増殖科では学年毎に様々な学習を行っています!
昨日もフリア先生が来校され、1G、2M、専攻科1Aの授業に参加していただきました。
1Gの授業では、授業で学習している動詞の過去形を使った活動を行いました。フリア先生に夏休みのことを話していただいたあと、自分たちも過去形に気を付けながら自分の夏休みについて英語で表現し、それぞれ頑張っていました。
2Mの授業では、昨日の2Aと同様、受動態を使ったいろいろな活動を行いました。グループで指示をしてポーズを作る活動では、みな日本語を使わないよう必死にがんばりました。その他の活動でも、受動態の表現をたくさん使い、理解につながったと思います。
専攻科1Aの授業には初めて来られました。英語で質問をし合って簡単な自己紹介をしたあと、フリア先生の自己紹介についてクイズを行いました。英語のやり取りもスムーズで、質問に対して答えるときも文で答えるなど、さすが専攻科生、という場面が多く見られました。
フリア先生の授業は生きた英語に触れ、英語や異文化の理解を深めるよい機会になっています。いつもありがとうございます。
今日は2学期最初のALT来校日で、3年選択Bと2Aの授業に来ていただきました。
3年選択Bの授業では、始めにフリートークをしており、夏休みにしたことをそれぞれ話しました。生徒たちは主に勉強を頑張ったようです。また、「高校生は土曜日に授業を受けるべきか」というテーマでミニディベートを行いました。自分で考え、それを英語で発信するいい練習になりますね。
2Aはウォーミングアップゲームで盛り上がったあと、受動態を使ったクイズなどに挑戦しました。be動詞と過去分詞で「~される」の意味になる英文がたくさん出てきましたね。ちょうど学習している内容なので、いい復習になったと思います。今日は楽しい授業をありがとうございました。明日もよろしくお願いします。
水産食品科では、水産増殖科で育てているマダイのうち、商品価値が低いマダイを譲り受け、食品の加工を行いました。
価値が低い魚や部位を有効利用することは、愛媛の水産業を持続可能なものにするためには非常に大切です。
愛媛では、ほとんどの企業がそのような取り組みに着手していると伺っていますが、
学生時代から、私たちも命の大切さや有効利用の大切さを理解するためにも非常に良い機会となりました。
今回は、一夜干しに加工しました。
3年生はこのサイズのマダイを処理するのは初めてで、技術を身に付けるにもよい実習となりました。
開いたマダイは、お酒、昆布を入れた塩水に付け、一日乾燥させてできあがりです。
水産高校の選択授業では、農業の食品製造についても学んでいます。
昨日、グドロップチャレンジで使用した卵を使って「クレームブリュレ」と「キッシュ」を作りました。
キッシュの焼き上がりは少々焦げてしまったため、画像は載せていません(笑)
来週は、生徒が先生となって牛乳の加工の授業を行います。
選択A食品製造では、農産加工の勉強をしています。
今回は卵の加工を行う予定です。
そこで、「卵を割るなら!!」知財学習をしようということで、発想訓練を行いました。
卵を校舎の4階から落として割れないようにA4コピー用紙3枚と、はさみとセロハンテープを使用して制作物を作りました。
ほとんどの生徒が「私のは割れない」と言っていましたが、
4階から卵を落とした結果
残念ながら今回は生徒の卵は全部が割れてしまいました。
しかし、卵をストックパックに入れて使用したため割れた卵も使用することができます。
今日は3年生が取り組んでいる課題研究の進捗状況について紹介します。
こちらの班ではヒラメ成長具合を緑色LEDライトを照射することにより促進することが知られています。
次にタツノオトシゴ班です。1回目の失敗を生かし多くの幼魚が残っています!
続いて魔法の水班です。一学期はマダイとキンギョを混泳させておりましたが昨日からタツノオトシゴとキンギョの混泳を始めています。こちらの水槽は本校事務室前に展示していますので機会があればご覧ください。
最後にクラゲ班です。夏休みに黒潮生物研究所を訪問した際に提供していただいたアカクラゲのエフィラ幼生をクラゲに発育させるために飼育を始めました。
各班、トライ&エラーを繰り返しながら学びを深めています。今後の活躍に期待します!
一学期にワキンの種苗生産を行い、夏休み前に大中小のサイズ別に選別しました。夏休み中も管理を続けてくれたおかげでワキンがずいぶんと大きくなりました。昨日の実習では体形や尾鰭の形状(フナ尾または三つ尾)に注意しながら選別を行いました。
選別した結果、3200個体のワキンが成長していました!
今朝のワキンのようすです。死亡した個体も見当たらず元気に泳いでいます。
引き続き管理をよろしくお願いします!