校内スポーツ大会1
2023年10月10日 14時52分10月1日(日)校内スポーツ大会が開催されました。
生徒全員が蒼龍(せいりゅう)、紅蝶華(こうようか)の二グループに分かれ、
全力を尽くして、各競技に取り組んでいました。素晴らしい思い出に残るスポ
ーツ大会になったではないでしょうか。今回から何度かに分けて、その様子を
紹介していきます。
【入場行進、開会式、スプリントNo.1、難関突破】
10月1日(日)校内スポーツ大会が開催されました。
生徒全員が蒼龍(せいりゅう)、紅蝶華(こうようか)の二グループに分かれ、
全力を尽くして、各競技に取り組んでいました。素晴らしい思い出に残るスポ
ーツ大会になったではないでしょうか。今回から何度かに分けて、その様子を
紹介していきます。
【入場行進、開会式、スプリントNo.1、難関突破】
私たち水産増殖科第3年は、来村川水系2か所で水生生物による水質判定を行いました。河川の中にはトンボ類やカワゲラ類はじめ生活史の一部が水中で生活する種やサワガ二のように一生を河川内で過ごす種がおります。これらの中に水の汚れの程度を示す指標生物と呼ばれる生き物が含まれます。
この指標生物を使って水の汚れの程度を4つに区分します。今年の結果はどうなりましたでしょうか?
【来村川:三島橋】
気温や水温などを計測した後、採取します。
三島橋ではイシマキガイとヒラタドロムシ類が優先しており水質階級Ⅱ(ややきれいな水)と判定されました。
【薬師谷川:岩戸橋】
三島橋に比べ景観が良いです。採取方法は先と同様です。
岩戸橋ではカワゲラ類とサワガニが優先しており水質階級Ⅰ(きれいな水)と判定されました。
この活動は平成10年より年1回毎年9月または10月に実施しています。このように身近な河川から海域について見つめています。
これからも継続していきます!
【2023年10月5日(木)実施】
7月28日(金)に中学生体験入学が本校にて行われ、県内外から合わせて82名の中学生が参加しました。
体験入学は午前と午後の2回に分けて実施されました。
体育館で生徒会から3つの学科についての説明があった後、各科に分かれて20分ずつの体験活動を行いました。
どの科の体験活動も生徒が積極的に活動し、とても充実した活動となりました。
アンケート結果をみて、さらに興味を持ってくれた人がたくさんいてくれたみたいでとてもよかったです。
ぜひ、宇和島水産高校でお待ちしています。
宇和島地方も梅雨明けし、毎日暑い日が続いています。
夏休みに入っても、部員たちは大忙しです(汗)。生き物ファーストで頑張っています!
今日は、宇和島市内中学校家庭科の先生方の訪問を受けました。水産増殖科で飼育しているマダイをはじめ多くの生き物をご覧いただきました。
その後、マダイの活〆に関する説明と実演を行いました。
その後、坂下津筏に移動しマダイやアコヤガイを見ていただきました。中学校の先生方にとっては新鮮な光景だったのではないでしょうか。
最後に、訪問してくださった先生方に私たちの活動の一部を紹介することができました。来校いただいた先生方へ御礼申し上げます!
【2023年7月25日(火)実施】
今日は、うわじま圏域子ども観光大使の訪問を受けました。6月10日に続いて2回目です。
6月の活動の様子はこちらをご覧ください。
https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/blogs/blog_entries/view/8/478a4cc40231f49845300f4915c1b71f?frame_id=8
5月9日から今日までの間、専攻科水産増殖科及び水産増殖科第2学年のみなさんが卵から大切に育ててきたマダイ稚魚の放流を行いました。開校日のみならず土日祝日も当番生徒が頑張って育ててくれました!
マダイ稚魚放流に先立ち、プロジェクターで1回目の活動の振り返りを兼ねて、マダイクイズや放流手順について説明をしました。
説明後、場所を移動していよいよマダイ放流です。
放流後、各班に分かれて施設見学や生き物ふれあいタイムを楽しみました。
最後に、体験した児童のみなさんに感想を書いてもらい一部の児童さんから発表していただきました!
私たちも夏本番を迎える前に無事マダイ稚魚を放流することができました!
うわじま圏域子ども観光大使のみなさん、積極的な活動ありがとうございました!また機会がありましたら交流しましょうね。
【2023年7月17日(月)実施】
7月6日、2Mの生徒がハワイのインターン生のメロディーさん、マーカスさんと交流を行いました。今年は4年ぶりに本校に来ていただくことができ、ALTのライアン先生も参加して楽しい時間になりました。
始めに、お二人に自己紹介をしていただき、いろいろなハワイ語を教えていただきました。初めて聞く言葉を覚えるのは難しかったですが、みんな興味を持って聞き、クイズにも楽しく挑戦しました。次に、生徒たちが宇和島水産高校や自分たちの学科の紹介を英語で行いました。準備や練習の時間は少なかったのですが、みんなよく頑張っていました。その後は、好きな教科や魚、ハワイのおすすめのものなどについて聞いたり答えたりして楽しみました。
あっという間に1時間が過ぎました。生徒たちは、ハワイの方と実際に会って、英語で伝え合う楽しさを感じることができ、とても充実した交流になりました。この経験をこれからの英語学習に生かしていきましょう。メロディーさん、マーカスさん、ありがとうございました。
令和5年度 四国地区水産・海洋高等学校産業教育意見・体験発表会(高知県)において、
水産食品科2年 土居 三貴さんが最優秀賞を受賞しました。
8月に長崎県で開催される全国大会に出場します。健闘を祈っています。
3年生は、高等学校栽培漁業技術検定1級の受検をしました。
検定内容は、高等学校において栽培漁業(資源増殖)に関する教育を受けている生徒の知識及び技術を検定し、もって生徒の目的意識の醸成を図るとともに、将来の豊かな職業生活に資することを目的とするものです。
本検定は、全国水産高等学校長協会主催の検定です。
検定内容には、資源増殖や栽培漁業に関する実用的な知識・技術を問う1級と、基礎的な知識・技術を問う2級があり、それぞれ筆記試験と実技試験が実施されています。
本検定にチャレンジすることにより、各校のカリキュラムに応じた資源増殖分野の幅広い知識と技術が習得できることを目的に行っています。クラス一丸となって全員合格を目指し頑張りました!結果が楽しみです。
私たちはこれら学習を通じて、地域の自然や生物から水産業について学びを深めていきたいと思います。
【令和5年7月6日(木)実施】
先日のムラサキダコに続き、今回はヒョウモンダコの提供を受けましたので本種の紹介と過去の目撃情報について紹介します。
ムラサキダコの記事はこちらからご覧ください。
https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/blogs/blog_entries/view/8/0ceb7e660b88f76b33aceb24508506d2?frame_id=8
ヒョウモンダコは小型で綺麗な模様をしておりますが、魚類のフグと同じ猛毒(テトロドトキシン)を持っており噛まれると非常に危険な生物です。また、英名でBlue-lined Octopusと呼ばれており、刺激を受けると全身に青色のリング状また線状模様が現れます。
愛媛県宇和海側を中心に本種の捕獲例がしばしば報道されており、今年に入り3例目撃情報があります。詳しくは愛媛県庁ホームページをご覧ください。
https://www.pref.ehime.jp/h37200/hyoumondako/documents/20230501uwajima.html
報道されている多くのヒョウモンダコの写真は刺激を受けた時の色彩が多いため、安静時のヒョウモンダコをご覧いただき、見知らぬ小型のタコに注意していただければと思います。
写真で見てもわかるように安静時でも青色のリング状また線状模様がうっすらと確認することができます。
今年度4例目となる本種の捕獲情報とともに過去の記録を紹介します。
2023年7月1日、宇和島市平浦において真珠養殖用の抑制かご(通称:卵(抜き)かご)の中から捕獲され提供していただきました。本個体は速やかに教材用として標本にしました。さらに、同地では2009年7月15日にも捕獲されており、この時は、抑制かご内で産卵していました。
また、本校でも2017年6月1日に、アコヤガイの管理実習中に段ネット(通称:カンガルーネット)と呼ばれるアコヤガイを収容するネットにしがみついていたところ発見され捕獲されました。実習は事故・ケガもなく生徒・教員共に無事に実習を終えることができました。これら情報を整理してみても、本海域で再生産している可能性がありそうです。
これまで得られたヒョウモンダコは教材用として標本にしております。水産増殖科第2学年の皆さんは、科目「海洋生物」や「総合実習」で軟体動物について学習します。その際には本種標本をしっかり観察してください。
期末考査が終わり、夏休みが近づいて参りました。海辺でレジャーを楽しむ際には、天候や気象・海象の他、ヒョウモンダコを含む見知らぬ生物を見つけた場合は不用意にさわらないよう注意してください!
最後に、ヒョウモンダコをご提供くださった方に対しまして御礼申し上げます。
昨日、愛媛県農林水産研究所水産研究センターより宇和島市遊子沖で採取されたムラサキダコの提供を受けました。受け取りに行った時は元気そうな感じでした。
今朝、水槽を確認しましたところ死亡しておりましたので教材用として標本にしました。
本種の特徴として、外套膜は釣鐘状、外套開口は広く、背側に1対の水孔があり、体の背面は濃い紫色で、腹面は銀白色であること、雌が雄より大型になることが知られています。
愛媛県内では、1955年に宇和海で目録的に記録された事例が最初で、その後、2001年7月に宇和島市戸島沖で採取されたことがあります。この時の個体の大きさは外套長61.0㎜、全長347.5㎜でした。
今回、提供いただいた個体を詳しく計測しておりませんが外套長約26㎜、全長約99㎜かなり小型の個体でした。
2年生のみなさんは、先週の総合実習でケンサキイカの観察と解剖を行いました。次回の実習で本種標本を観察してもらいたいと思います。同じ軟体動物でもイカとタコとの違いなど学びを深めてください。
https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/blogs/blog_entries/view/8/a9127e6a6f47c9235864a3692a1026cb?frame_id=8
最後に、この度はムラサキダコを採集されました方、愛媛県農林水産研究所水産研究センターの皆さまに対しまして御礼申し上げます。
大変貴重な試料ありがとうございます。今後も教材として活用していきます!
【2023年6月29日受け取り-6月30日死亡確認】