部活動
マミズクラゲは、刺胞動物門 ヒドロ虫綱 淡水クラゲ目 ハナガサクラゲ科 マミズクラゲ属 に属する小型のクラゲで、池や湖などの淡水域に生息します。
本種の生態及び出現状況に関しては不明なところが多く、「神出鬼没である」と表現されるほど未知なところが多いようです。
この度、本種を調査された著者1名からのご厚意により、今治市産マミズクラゲと研究報告の提供を受けました。研究報告に関して、こちらより閲覧可能です。
(https://www.i-kahaku.jp/publications/bulletin/pdf/29/01.pdf)




愛媛県内で最も古い出現記録は、1972年、宇和島市丸穂町の消毒用用水池とのことです!
また、最新の出現記録は、今年9月18日に四国中央市の柳瀬ダムで採取されたことが、愛媛新聞に掲載されていました。
次に著者たちの思いを一部引用させていただきます。
本県(愛媛県)においては、刺胞動物は網羅的な記載や絶滅危惧の評価が積極的に行われてこなかった。技術の進歩により後世で明らかになる情報もあることを鑑みると、普段扱うことの少ない分類群の生物も、様々な分析に耐えうる標本を遺すことが重要である。古い標本や記録であっても後世に活用されうることの事例を示すことで、社会的・文化的な共通理解の醸成を図っていく必要がある(井川ほか,2024)。
生物の歴史を振り返る一手段として、標本があります。
たとえ古い標本でも証拠となる根拠(いつ、どこで、どのように(採取して)、どうしたか(写真撮影後逃がした or あるいは標本にした)が記された標本であれば、後世にも活かされるということです。
改めて標本の意義や価値について考えるきっかけとなりました!
今朝(10月18日(金))、マミズクラゲをクライゼル水槽に収容しました。部員と一緒に観察させていただきます(^^)/
【2024年10月17日(木) 顧問、本日休暇でしたm(_ _)m】
マミズクラゲ
水産増殖科
10月23日(木)、水産増殖科の課題研究発表会が開催されます。
今日は、本番前のプレ発表会です。
司会進行や代表生徒のあいさつ等、すべて3年生が仕切ります。
今年は4題の発表が予定されています。当日までしっかり練習しましょう!





その前に・・・
17日、18日と中間考査が実施されました。
3年生の皆さん、高等学校での定期考査は残り2回しかありません。
有終の美を飾るための準備をしっかり進めていきましょう!
【2024年10月16日(水) 課題研究プレ発表中】
課題研究,発表会
水産食品科
10 月11日(金)に水産食品科の1年生が、
「水産海洋基礎」の実習で卸売市場と養殖場の見学を行いました。
朝6時に宇和島水産物地方卸売市場に集合し、水揚げやせり見学を行いました。
その後は、中田水産と下波漁協に分かれて養殖場の様子を見て知識を深めることにより、
水産業に対する興味や関心が高まりました。




昼食時には、遊子段々畑を眺めながらのリフレッシュ休憩!

大変勉強になった、一日となりました(^^♪
水産食品科、魚市場見学、養殖場見学
水産増殖科
昨日(10月15日)と今朝(10月16日)の宇和島湾です。


さて、明日より2日間中間考査が実施されます。
2学期の学びを振り返る時期です。水産増殖科の皆さん、しっかりと準備をしてください!
続いて、専攻科水産増殖科の皆さん、10月21日より10月25日までの間、「インターンシップ」を実施します。
在校生は全員県外出身者ですので、宇和島地域の水産業を体験して、職業観や進路選択の場となる絶好の機会として取り組んでください。
10月10日(木)、愛媛県漁業協同組合宇和島支所青年漁業者協議会の坂本会長様に来校いただき、インターンシップの受入業者様や日程について説明していただきました。

安全に留意し、実り多い実習となることに期待しております。学びを深めてください!


【2024年10月15日(火) 海洋環境モニタリング演習採泥中の現場から以上です】
水産増殖科
水産増殖科
午前の部につづき、午後の部を紹介します。
【コイの池入れ】
池の水が溜まったので、ニシキゴイを池に戻しました。
※作業のようすは午前の部参照(https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/?frame_2_page=2#frame-2)
手際よく作業ができました!
【オオウナギの測定】
コイの移動が終わってから、オオウナギの測定を行いました。
水槽の水位を下げた後、麻酔をかけます。麻酔が効いてきたところで測定開始!



時間との勝負です。こちらも丁寧かつ手際よくお願いします!
この個体は2019年から展示されています。過去の測定結果と今日の測定結果は以下のとおりです。
【2019年測定】
全長137.5cm、胴回り30.2cm、重量6.6kg
【2023年10月20日測定】
全長141.7cm、胴回り32.8cm、重量13.0kg
【2024年10月11日(本日)測定】
全長142.5cm、胴回り44.0cm、重量13.0kg
確実に成長していますね。
今日の実習のようすを愛媛朝日テレビ様に取材していただきました。
編集作業が早ければ今日のスーパーJチャンネルえひめ第2部に放送されるそうです。
放送が楽しみですね(^^)/
(本記事が公開されたときには、放送後かもしれません m(_ _)m )


2年生の皆さん、今日は水族館職員として飼育展示している生き物のために頑張りました!
この調子で中間考査も頑張りましょう!
最後に、虹の森公園おさかな館の皆様、愛媛朝日テレビ様に御礼申し上げます。
【2024年10月7日(金)実施】
現場実習
おさかな館
水産増殖科
水族館の役割をいくつか分けると、飼育展示する魚類をはじめとする水生生物を『集める』、集めた水生生物を『飼う』、希少な生物や環境を保護する『守る』、これらの活動を私たち利用者に知ってもらう『広める』、さらに、これらの仕事をさらに広めるための『調べる』ことが日々行われております(西・猿渡(2007):水族館の仕事より引用)。
今日は、水族館業務を体感できる貴重な一日です。積極的に取り組みましょう!
生徒たちはJR(予土線)に乗っておさかな館へ移動しました。




今日の実習メニューです。
【屋外池の掃除とコイの移動】
おさかな館には、ニシキゴイが入っている屋外池があります。
午前中は、池の水を抜きながら掃除をします。水位が下がってきたらコイを一時的に別の水槽へ移します。





掃除が終わりましたら、池に水を溜め、コイを戻します。(コイの池入れは「午後の部」で紹介しますね)



【2024年10月7日(金)午後へつづく】
現場実習
おさかな館
水産増殖科
今週の宇和島湾です。風景から読み取る日々の変化を楽しんでいますか。
上段 左:10月6日(日)、右:10月7日(月)


中段 左:10月8日(火)、右:10月9日(水)


下段 左:10月10日(木)、右:10月11日(金)


水産増殖科の皆さんは、地域の自然や生き物より学びを深めています。
身近な自然事象の変化より観察眼をさらに養ってみてください。
観察眼について
(https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/plugin/blogs/show/1/2/1386#frame-2)
今日は、2年生が虹の森公園おさかな館で水族館実習です。普段の授業では体験できないことがありますので、積極的に取り組んでください!
昨日から中間考査発表期間に入りました! 考査への備えもしっかりとお願いします!!
【2024年10月11日(金) 現場から以上です】
水産増殖科
今回も真珠養殖スペシャリスト(私たちがレジェンドと呼んでいる)F先生による真珠の選別を行いました。
F先生から説明を受けてから選別開始です。



真珠の選別のポイントには多くの項目があることを学習しましたね。
(https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/plugin/blogs/show/1/2/1350#frame-2)
次に試験です。最初に真珠の巻きについて注目してください。
【写真 左側:中巻き,右側:厚巻き】


選別試験開始!
真剣に取り組んでいます。巻きに関して、左側より、薄巻、中巻、厚巻の順で選別しました。 


午後からは連相について行います。ネックレスの糸を切りバラバラの状態から組み合わせていきます!

このように熟練技を要する真珠選別ですが、真珠養殖を行っていく上で必要な技術です。
積極的に学んでください!
【水産増殖科のみなさんへ】
本日放課後から中間考査の発表です! 定期考査に備えましょう。
【進路選択を悩んでいる中学生のみなさんへ】
世界中で大人気の真珠養殖に関する学習は、本校水産増殖科でしか学べません。
まずは実習を見に来ませんか?
【2024年10月10日(木)実施】
真珠
水産食品科
10月9日水曜日に「課題研究」の授業の一環で、
海外輸出について研究している班が、
「イヨスイ株式会社」の工場を見学させていただきました!
「イヨスイ株式会社」は地元の企業で、水産物を海外へも輸出されています。
本校の工場はかなり古くなり
このままでは輸出することが難しくなる可能性があると指摘されていますが、
今回の見学では、可能な限り衛生的に管理するための改善点などについてのアイデアをたくさんいただきました。


お忙しいところご丁寧に対応していただいた「イヨスイ株式会社」の皆様、
どうもありがとうございました!!
今日の海もとてもきれいでした!!!

水産食品科、イヨスイ株式会社、工場、見学、海外輸出