【速報】 赤潮にご注意ください!!

2024年9月20日 13時00分
水産増殖科

写真は9月12日と今日(920日)の宇和島湾の様子です。

 

〇9月12

0912 (1)0912 (2)

0912 (3)0912 (4)

 

〇9月20

0920 (1)0920 (2) 

0920 (3)0920 (4)

海水の色に注目してください。両日とも着色されています。

 

愛媛県水産研究センターホームページの赤潮・貝毒情報によると、有害赤潮原因種とされている「ヘテロシグマ・アカシオ」の観測が認められ、魚介類への注意喚起がされています!

 

写真はありませんが、先ほど水産食品科第1学年の「水産海洋基礎」の授業において、宇和島湾内数カ所のプランクトン観察をしていましたので、お邪魔しました。

宇和島湾内のプランクトン中に「ヘテロシグマ・アカシオ」と思われる種がたくさん観察されました・・・

プランクトンを観察させていただき、水産食品科の先生方に感謝します。

 

最近、ある業者様が販売されている観測機器『有害プランクトン検知センサー』の見積を依頼したところでした。将来的に導入されるといいですね。

 

本校の飼育施設がある宇和島湾内からもこのような情報発信をすることができれば、地域貢献の一助となるのでは?と先生方がお話していました。

 

どうかご注意ください!

 

2024年9月20日(金)着色された宇和島湾】

速報 赤潮

水産食品科 3年生 総合実習

2024年9月20日 07時30分
水産食品科

水産食品科3年生は総合実習の時間に

「9月の昼食」をテーマとして季節の農作物を使い、

料理の基本となる技術や知識を身につけました。

メニューは、こちらです!

★鰤の照り焼き

★真鯛と叩きオクラの加減酢

★南京田舎煮

★鯛あらと茸の吸物

★新米ごはん

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料亭で修業したことがある先生が基礎知識から教えてくれるので

毎回勉強になります!

食材を知ることは、商品開発にも欠かせません!

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愛媛県立宇和島水産高等学校のInstagramも是非見てください(^^♪

水産食品科、9月、昼食、宇和島水産高校、総合実習

ムラサキウニの放精を観察! 【水産増殖科】

2024年9月19日 13時10分
水産増殖科

水産増殖科では、様々な生き物を飼育しています。

屋外水槽にはムラサキウニを飼育しています。

昼休み中、屋外水槽の方から生徒たちの歓声が聞こえてきました!

 飼育しているムラサキウニの一個体から放精が観察され、その後、触発された他の個体からも放精されました。

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 不思議ですね。

 

日頃から生き物をよく観察していますね! このように観察眼を養っている生徒もいます。

 

 実習担当者曰く、実習予定を変更しなくては(汗)

 

2024年9月13日(金)観察中】

水産食品科 3年生 一般生菌数検査・腸炎ビブリオ検査

2024年9月19日 08時59分
水産食品科

9月の食品管理Bの準備風景です。

水産食品科の3年生が、一般生菌数検査・腸炎ビブリオ検査をする為に

培地を作り、検査の仕方を学んでいます!

菌のコロニー数を一生懸命数える姿が、楽しそうです♪

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腸炎ビブリオには、加熱調理が有効です。また、真水にも弱い特徴があります!

菌を死滅させないよう慎重に作業していました。

菌の特徴を知り、培養することで食の安全性への学びを深めています(^^♪

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水産食品科、一般生菌数検査、腸炎ビブリオ検査、宇和島水産高校

水産増殖科第1学年 漁業実習 【水産海洋基礎】

2024年9月18日 07時36分
水産増殖科

 今日は、小型実習船『海華』と坂下津筏の2班に分かれて漁業実習を行いました。

 漁業は、網漁業、釣り漁業の2種に大別され、今回は餌釣りまたはルアー釣りを行いました。

 熱中症予防に努めながら、生徒たちと魚たちとの攻防が繰り広げられました(笑)

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その結果、魚類16種(?)と軟体動物(スナダコ)1種を採集しました!

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なお、スナダコ以外は次回の実習で観察・分類するための教材にします。

今日の大物賞はサバフグです(拍手)このように生徒自らの手で教材を入手することができました!

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 スナダコは水産増殖研究部に寄付していただきました。感謝!

 

 次回の実習では、種名を調べてみたり各魚種の形態的特徴を観察しましょう!!

 

 熱中症予防に努め楽しく充実した漁業実習でしたね(^^)/

 

2024年9月17日(月)実施】

イベント参加! 【水産増殖科 地域貢献活動】

2024年9月17日 07時30分
水産増殖科

先日、海の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場で開催されたイベント『がいに盛り上がれ!!宇和島いいとこ大集合まつり』に参加しました!

 

【水産増殖研究部:魚拓体験】

部員たちは、魚拓体験とレジンのすくい取りコーナーを担当しました。

参加した子どもに優しく教えていました。上手に魚拓できましたね!

 水研A (1)水研A (2)水研A (3)水研A (4)

【専攻科水産増殖科:魚のつかみ取り体験】

 専攻科生は、宇和島漁業青年漁業者協議会の魚のつかみ取り体験などのお手伝いをしました。

 参加した子どもたちは網を持ってブリやマダを追いかけていました!魚好きのきっかけとなると嬉しいです!!

青年協の皆さん、専攻科生の働きはいかがでした?

 専A科 (1)専A科 (2)専A科 (3)専A科 (4)

 当日は、フードファイターの方をお招きした大食い対決をはじめ、グルメフェスや体験・販売コーナーがあり盛会のようでした。微力ながらイベントを盛り上げるお手伝いをすることができました。

 参加した生徒の皆さん、お疲れ様でした!

2024年9月15日(日)きさいや広場】

溶存酸素量(DO)の測定 【水産増殖科第2学年 総合実習】

2024年9月16日 09時00分
水産増殖科

 今日の実習では、水の中に溶け込んでいる酸素量を測定しました。

 方法は次のとおりです。

 試水に塩化マンガン溶液と水酸化ナトリウム溶液を加えると、水酸化マンガンが沈殿します。この沈殿は、水中の溶存酸素と反応して溶存酸素に対応する量だけ酸化されます。これに塩酸とヨウ化カリウムを加えると、酸化されたマンガンはヨウ素イオンによって還元され、ヨウ素イオンは、遊離したヨウ素となります。遊離したヨウ素を、濃度が分かっているチオ硫酸ナトリウム溶液ででんぷんを指示薬として滴定することで、間接的に酸素量を知ることができます。

 

 先生の操作手順を目に焼き付けて実習開始です。

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 DO測定の場合も液色が変色します。最終的には透明になれば終了です。

 ここで大事なのは滴定量です。

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 2年生の皆さん、うまく操作することはできましたか?

 2学期は水質測定等の化学実験やクルマエビやアコヤガイ等の観察を行っていきます。

 楽しみながら学びを深めてください!

 

2024年9月13日(金)実施】

 

真珠の選別 【水産増殖科第3学年 総合実習】

2024年9月15日 09時00分
水産増殖科

今日は、真珠養殖に関するスペシャリスト(我々は「レジェンド」と呼んでいる)F先生による、真珠の選別に関する実習を行いました。

知識・技術を引き継ぐため、教科担任も生徒と一緒に学習しました!

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真珠の選別基準には多くの項目があります。

巻きや色彩、光沢の程度の他、傷の種類について、実物を用いて選別しました。

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後半はネックレスを作るための連組台上で組み合わせ方法について学習しました。

 

形状は大まかに以下のとおりです。

・ラウンド(新円)

・セミラウンド(丸)

・オフラウンド(丸ではない)

・セミバロック(小変形)

・バロック(変形)

 

さらに「オフランド」には写真のような種類があります。

ちなみにこれは、昨年度の先輩の実習ノートです。詳しく記されてますね!

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皆さんも、実習ノートにきちんと記録しましょう。

 

3年生の皆さん、真珠の選別方法や選別基準について理解できましたか?

卒業までにまだ学習する機会はあります。しっかり学びを深めましょう!

 

2024912日(木)実施】

水のCOD(化学的酸素消費量)を測定中 【専攻科水産増殖科】

2024年9月14日 09時00分
水産増殖科

 水のCOD(化学的酸素消費量)は、水中の有機物や還元性物質の量により変化するので、水質汚濁の程度を比較的簡便に表す指標とされています。

 専攻科水産増殖科では、アルカリ性にした試水に、一定量の過マンガン酸カリウムを加えて加熱し、酸化されずに残った過マンガン酸カリウムを、チオ硫酸ナトリウム溶液で滴定し、試料水の過マンガン酸カリウムの消費量を算出します。

 その値を対応する酸素量に換算し、試料水中に有機物がどのくらいあるのかを調べます。

 この方法を、アルカリ性過マンガン酸カリウム-ヨウ素滴定法といいます。

 

 次の写真は、専攻科生が試水を滴定しているところです。液色に注目してください。

 黄褐色 ⇒ 紫色 ⇒ 薄紫色 ⇒ 透明へと変化します。

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 実習うまくできましたか?

 

2024年9月10日(火)実施】