部活動
御荘文化センターを会場に、第3回南予水産・地域研究会が開催されました。
この地域研究会は年々発表題目も増え規模が大きくなってきています。
発表題目も、中学・高校生21題、大学・大学院15題、一般3題と多様な内容でした。
本校からは水産増殖研究部が『水高コズナ・プロジェクト-シロアマダイの人工授精の試み(2)-』という演題で発表しました。
本プロジェクトは2021年度より取り組みを開始し、昨年度、今年度の2回人工授精に挑戦しました。
その結果として、稚魚の大量生産には叶いませんでしたが来季に向けての課題がみえてきました。
研究会当日、One Minute PRで1分間で研究紹介をした後、いざポスター発表です。
部員たちは緊張しながらもポスター前で堂々と質疑応答をしておりました。

新年度はシロアマダイの稚魚が大量に生産できることを目標に頑張ります!
【2025年2月11日(火)参加】
南予水産・地域研究交流会
ポスター発表
シロアマダイ
水産増殖科
魚類の骨格標本を作製をするため、さまざまな試料を使い理解を深めています。
初回は、ニワトリの手羽先の骨格標本を作製しました。
煮沸 ⇒徐肉 ⇒脱脂 ⇒洗浄 ⇒乾燥 ⇒接着の行程で進めていきました。
手羽先の骨格はグルーガンを用いて接着しました。

手羽先の次はカワハギです。
ニワトリに比べ難易度は上がります!
試料のカワハギは生徒たちが釣獲後、飼育していたものです。
生命(いのち)に感謝し解剖を進めていきます。
おおまかな行程は先と変わりませんが、骨格のサイズが小さくなるので正確性が求められます。



このように専攻科では様々な学びが行われています。
専攻科生も本科生と同様、学年末考査があります。
一年間の学びをしっかりと締めくくり、新年度に向かってください!
【2025年2月14日(金)】
骨格標本
ニワトリ
カワハギ
水産増殖科
編網とは、手工編網用具の網針(あばり)と目板(めいた)を使い、結節(けっせつ)を作り網地を作る技術です。
この技術は網地制作や修繕にも応用することができます。
現在、2年生たちはハンモックを制作しています。
先輩が制作されたハンモックを見本に編網に励んでいます!
目合い8cmの目板をアクリル板で制作した後、ハンモックを作っていきます。
目合いが大きいため糸の太さも重要です。
また、結節がしっかりできていないとほつれる恐れがあります。
年度内に完成させましょう。

本日から学年末考査の発表期間に入ります。
一年間の学びの締めくくりの準備もしっかりしておきましょう!
写真は今朝(2月14日)と昨日(2月13日)の宇和島湾です。

【2025年2月14日(金) 総合実習】
編網
ハンモック
宇和島湾
水産増殖科
昨年6月に続きまして、神戸動植物環境専門学校の北川先生に出張講義をしていただきました。
前回の授業のようすはこちらから
https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/plugin/blogs/show/1/2/993#frame-2
1時間目は『水産高校からはじめるキャリア形成』についてお話くださいました。
先生自身の経験より、どのようにキャリアを積んできたか詳しく紹介していただきました。

2時間目は『環境DNA』に関して、その原理から応用まで丁寧に教えていただきました。
環境DNAという言葉はさまざまな方面から聞くことが増えてきましたが、生徒のみなさんにとって身近に使える研究分野であることを理解していただけたのではないでしょうか?

北川先生のキャリアや環境DNAに興味を持った生徒が先生と談笑していましたv(^^)v
最後に、本校生徒のために出張講義を実施してくださいました、神戸動植物環境専門学校の北川哲郎先生に対し御礼申し上げます。
【2025年2月7日(金) 環境DNA】
出張講義
キャリア形成
環境DNA
水産食品科
2月4日(火)食品製造の時間に
水産食品科2年生は、他校とのコラボ商品の試作を行いました!
詳細が明確になりましたら、ホームページで紹介しようと思います。
お楽しみに(^^♪


水産食品科、宇和島水産高校、製品開発
2月6日、朝の宇和島は雪が降り積もり、
昼休みに生徒たちが校庭で、雪遊びをしていました。
高校生にとってもワクワクする光景が広がり、居ても立っても居られない様子でした。

思いっきり楽しんだようでした!
無邪気な姿に癒されました(^^♪
水産食品科、宇和島水産高校、雪遊び
学校からの連絡
今朝の宇和島湾のようすです。

今季の寒波は最強最長と予想されています。
当地での寒波予報中、今日が一番積雪しているように感じます。
グランドや中庭もご覧の通りです。

登校されるみなさん、十分に気をつけてください!
今月末は1、2年生及び専攻科1年生の学年末考査があります。
一年間の学びの集大成の季節でもあります。
日頃から体調管理に努めましょう!
【2025年2月6日(木) 寒波継続中の宇和島湾からでした(*-*)】
宇和島湾
寒波
積雪
水産増殖科
寒空の中、坂下津筏でアコヤガイの抑制作業を行いました。
この時期、アコヤガイを抑制するには2つの目的があります。
1.精巣または卵巣(生殖腺)を発達させないため
2.挿核時のショックを和らげるため
アコヤガイの挿核は人に例えると手術と同様です。
このように生理学的観点からの管理が必要となります。
古い抑制かごから新しい抑制かごに移す際、足糸の切断や付着生物の除去も行います。
今回はユウレイボヤやカサネカンザシ、フジツボ等が付いていました。



新年度までにメス通しや細胞切りといったメニューをこなした後、挿核実習をすることができます。
知識及び体験(経験)を通して覚えることがたくさんあります。
引き続き頑張っていきましょう!
【2025年2月3日(月) 坂下津筏より】
アコヤガイ
抑制
坂下津
学校からの連絡
今季最大最長の寒波が予想されている当地ですが、気をつけて登校してください。
今年はすでに2回も積雪がありました。写真は1月と今日の宇和島湾です。
上段:2025年1月10日


下段:2025年2月4日


さらに今年は花粉症も流行り始めているようです。
つらい季節がやってきました・・・
今月末は1、2年生及び専攻科1年生の学年末考査があります。
一年間の学びの集大成の季節でもあります。
日頃から体調管理に努めましょう!
【2025年2月4日(火) 花粉症が始まりました(*-*)】
積雪
花粉症
水産増殖科
前半に続きまして、鹿島建設(株)技術研究所 葉山水域環境実験場の山木克則先生の出張授業について紹介します。
【スポアバックの自然分解特性を調べよう】
1.スポアバックの素材は植物由来の生分解性不織布です。
スポアバックを短冊状に切り取り、新品、溶解試験に用いている2つの試験区の計3試験区の引張試験を行いました。
面白い結果が出ましたね!
2.先ほどのスポアバックの短冊をマイクロスコープで観察しました。

【グループディスカッション】
グループディスカッションのお題は『宇和島の未来の海を考える』でした。
どのような海にしたいか?、その問題点・課題とは、解決策について各グループで協議し、代表生徒に発表してもらいました。
発表者の多くは海ごみに関する内容が多く、ごみを出さない減らす行動をする、宇和島の海を豊かにしていきたいという内容でした。


最後に、代表生徒に御礼のあいさつをしてもらいました。

水産増殖科のみなさん、今日の授業を聞いてどのように感じましたか?
今後の取り組みに期待しております。
最後に、本校生徒のために貴重な機会を与えてくださいました、一若建設(株)、鹿島建設(株)の皆様はじめ関係の皆様に対し御礼申し上げます。
引き続き御指導・御協力よろしくお願いいたします!
【2025年1月29日(水)出張授業終了】
クロメ保全活動
出張授業