アコヤガイの抑制を行いました 【水産増殖科第2学年 総合実習】

2025年2月5日 06時00分
水産増殖科

 寒空の中、坂下津筏でアコヤガイの抑制作業を行いました。

 この時期、アコヤガイを抑制するには2つの目的があります。

1.精巣または卵巣(生殖腺)を発達させないため

2.挿核時のショックを和らげるため

 

 アコヤガイの挿核は人に例えると手術と同様です。

 このように生理学的観点からの管理が必要となります。

 

 古い抑制かごから新しい抑制かごに移す際、足糸の切断や付着生物の除去も行います。

 今回はユウレイボヤやカサネカンザシ、フジツボ等が付いていました。

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 新年度までにメス通しや細胞切りといったメニューをこなした後、挿核実習をすることができます。

 知識及び体験(経験)を通して覚えることがたくさんあります。

 引き続き頑張っていきましょう!

 

2025年2月3日(月) 坂下津筏より】

アコヤガイ 抑制 坂下津