小型実習船いたしま2のドック 【水産増殖科】
2021年5月6日 06時52分水産増殖科には、生物飼育実習室や坂下津実習筏以外に所有する施設が多くあります。中でも小型実習船いたしま2は、坂下津実習筏で管理を行う時やもじゃこ採捕実習、釣り実習などこれからの季節は使用頻度が高くなります。そのため、これら実習を円滑に行うためにも日頃からの保守管理が必要です。
【ドック前】
連休明けからの実習に備え、今日はいたしま2ドックを行いました。造船所で船体を高架していただきます。その後、船底の付着物の除去や洗浄後、ペンキ塗りを行います。その他にはエンジンオイルや亜鉛板など消耗品の交換や修理箇所があった場合にはこの時に行います。
【ドック後】
付着物に注目してください。船底に比べ、推進機周辺に多くの付着物が付きます。付着物が推進機周りに付着することで航行速度が下がったり、エンジントラブルを引き起こす原因となることもあるのでドックは大切な管理です。
水産増殖科のみなさんには、付着生物の生態にも興味・関心を持ってほしいと思います。例えば、付着生物が好む素材や時期など新たな学びの素材があるかもしれませんよ!
【2021年4月28日‐4月30日実施】