愛媛県立宇和島水産高等学校              

〒798-0068   愛媛県宇和島市明倫町1-2-20 

TEL 0895-22-6575     FAX 0895-25-0791 

<お知らせ>

 ◎産食品科の取り組みが、中四国農政局のWEBページに

   掲載されました!

  水産食品科が力を入れて取り組んでいる輸出事業が、

  中四国農政局のWEBージにて輸出促進事例集として掲載されました!

  下記リンクよりぜひご覧ください

  愛媛県立宇和島水産高等学校(愛媛県)

  「生徒が製品開発、HACCP導入、実習で生産、商談、海外への輸出を実現」

                                               

 ◎宇和島市学生寮 寮生募集案内について

  宇和島市ホームページに、「宇和島市学生寮 寮生募集案内」が公開されま

 した。

  生活環境や寮設備、費用等の詳細について確認いただけます。

  募集期間は、令和7年12月4日(木)から12月23日(火)までです。

  (申請状況により、追加募集を行うことがあります。)

  お早めに、宇和島市教育委員会 教育総務課総務係へお申し込みください。

  なお、詳細については、下記リンクより、ご確認ください。

  (宇和島市ホームページへ移動します)

   〇 宇和島市学生寮 

   〇 入寮希望者の募集要項

                                                

 令和8年度 専攻科入学者選抜についての情報を掲載しました。

 令和7年度 スクール ポリシーを掲載しました。

 令和7年度 学校行事を掲載しました。

 1人1台端末等の貸与に関する内容です。ご確認ください。

   クラウドサービスでの個人情報利用について(誓約書兼同意書の内容)

                                             

メディア>

 米国でのフィッシュガールの様子を、南海放送「NEWS  CH.4」

  に取り上げていただきました。

   https://www.youtube.com/watch?v=_5LK1G4uYcg

    (【公式】南海放送NEWS(チャン4))

 ◎魅Can部の活動内容は、こちらから魅Can部  

 令和7年度学校案内

       

水高日記

ヒョウモンダコの提供を受けました。ご注意を! 【海洋生物 軟体動物】 

2023年7月3日 11時43分

    先日のムラサキダコに続き、今回はヒョウモンダコの提供を受けましたので本種の紹介と過去の目撃情報について紹介します。

ムラサキダコの記事はこちらからご覧ください。

https://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/blogs/blog_entries/view/8/0ceb7e660b88f76b33aceb24508506d2?frame_id=8

    ヒョウモンダコは小型で綺麗な模様をしておりますが、魚類のフグと同じ猛毒(テトロドトキシン)を持っており噛まれると非常に危険な生物です。また、英名でBlue-lined Octopusと呼ばれており、刺激を受けると全身に青色のリング状また線状模様が現れます。

 愛媛県宇和海側を中心に本種の捕獲例がしばしば報道されており、今年に入り3例目撃情報があります。詳しくは愛媛県庁ホームページをご覧ください。

https://www.pref.ehime.jp/h37200/hyoumondako/documents/20230501uwajima.html

 

    報道されている多くのヒョウモンダコの写真は刺激を受けた時の色彩が多いため、安静時のヒョウモンダコをご覧いただき、見知らぬ小型のタコに注意していただければと思います。

    写真で見てもわかるように安静時でも青色のリング状また線状模様がうっすらと確認することができます。

 

    今年度4例目となる本種の捕獲情報とともに過去の記録を紹介します。

2023年7月1日、宇和島市平浦において真珠養殖用の抑制かご(通称:卵(抜き)かご)の中から捕獲され提供していただきました。本個体は速やかに教材用として標本にしました。さらに、同地では2009年7月15日にも捕獲されており、この時は、抑制かご内で産卵していました。

    また、本校でも2017年6月1日に、アコヤガイの管理実習中に段ネット(通称:カンガルーネット)と呼ばれるアコヤガイを収容するネットにしがみついていたところ発見され捕獲されました。実習は事故・ケガもなく生徒・教員共に無事に実習を終えることができました。これら情報を整理してみても、本海域で再生産している可能性がありそうです。

    これまで得られたヒョウモンダコは教材用として標本にしております。水産増殖科第2学年の皆さんは、科目「海洋生物」や「総合実習」で軟体動物について学習します。その際には本種標本をしっかり観察してください。

 

 

    期末考査が終わり、夏休みが近づいて参りました。海辺でレジャーを楽しむ際には、天候や気象・海象の他、ヒョウモンダコを含む見知らぬ生物を見つけた場合は不用意にさわらないよう注意してください!

 

    最後に、ヒョウモンダコをご提供くださった方に対しまして御礼申し上げます。