漁網用海洋生物付着抑制塗料技術を用いて、坂下津マダイの飼育試験を開始しました 【水産増殖科第2学年、専攻科水産増殖科】
2024年10月31日 06時00分実験に先立ち、日東電工株式会社の3名の職員の方から講義を受けました。
なお、同社の技術は以下のWEBサイトに掲載されていますのでこちらをご覧ください。
海洋生物付着抑制フィルム MARINGLIDETM(マリングライド)
https://www.nitto.com/jp/ja/products/surface/maringlide001/
【10月28日(月) 説明会】
本試験は、水産増殖科第2学年と専攻科水産増殖科第1学年―第2学年のいずれかで実施します。
日東電工株式会社様とのこれまでの取組や翌日の評価試験に関する実施手順の説明を受けました。
説明終了後、同社グループ企業のニトムズで販売されているノートを、参加者全員にプレゼントしてくださいました。ありがとうございました(^^)/
実はコロコロで有名な企業なんですよ!
ニトムズ(https://www.nitoms.com/)
【10月29日(火) 評価試験】
坂下津筏に移動し、海洋生物付着抑制技術を施された網いけす(対照区)と、新素材を施された網いけす(試験区)に、測定したマダイをそれぞれ10個体収容しました。
毎月、網の汚れ(付着)具合とマダイ体表の寄生生物の付着具合を観察していきます。
最後になりますが、学びの機会を与えてくださっています日東電工株式会社に対しまして感謝申し上げます。また、愛媛県漁業協同組合宇和島支所青年漁業者協議会の皆さまに対しまして御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
私たちはこれら実習を通じて、地域の自然や生物から水産業について学びを深めていきたいと思います。
【2024年10月29日(火)試験開始】