水生生物による水質判定 【水産増殖科第3学年 総合実習】
2025年9月3日 12時00分水産増殖科では、平成10年より来村川水系2か所で水生生物による水質判定を実施しています。
生徒の人生より長い活動です。
このように水産増殖科では、身近な河川から海洋環境について見つめています。
河川の中にはトンボ類やカワゲラ類をはじめ、生活史の一部を水中で生活する種やサワガニのように一生を河川内で過ごす種がおります。
これらの中に水の汚れの程度を示す指標生物と呼ばれる生き物が含まれます。
この指標生物を使って水の汚れの程度を4つに区分します。
今年の結果はどうなりましたでしょうか?
今日は、薬師谷川の岩戸橋付近で行いました。
薬師谷は宇和島市内でも有名な景勝地として知られています。
夏休み期間にはそうめん流し等の催しもされています。
採集した結果、サワガニとカワゲラ類が優先しており、水質階級Ⅰ(きれいな水)と判定されました。
その他、ヘビトンボやコオニヤンマも見られました。
次回は来村川の三島橋で行います。
お楽しみに!
【2025年9月2日(火)実施】