溶存酸素量(DO)の測定 【水産増殖科第2学年 総合実習】
2024年9月16日 09時00分今日の実習では、水の中に溶け込んでいる酸素量を測定しました。
方法は次のとおりです。
試水に塩化マンガン溶液と水酸化ナトリウム溶液を加えると、水酸化マンガンが沈殿します。この沈殿は、水中の溶存酸素と反応して溶存酸素に対応する量だけ酸化されます。これに塩酸とヨウ化カリウムを加えると、酸化されたマンガンはヨウ素イオンによって還元され、ヨウ素イオンは、遊離したヨウ素となります。遊離したヨウ素を、濃度が分かっているチオ硫酸ナトリウム溶液ででんぷんを指示薬として滴定することで、間接的に酸素量を知ることができます。
先生の操作手順を目に焼き付けて実習開始です。
DO測定の場合も液色が変色します。最終的には透明になれば終了です。
ここで大事なのは滴定量です。
2年生の皆さん、うまく操作することはできましたか?
2学期は水質測定等の化学実験やクルマエビやアコヤガイ等の観察を行っていきます。
楽しみながら学びを深めてください!
【2024年9月13日(金)実施】