水のCOD(化学的酸素消費量)を測定中 【専攻科水産増殖科】

2024年9月14日 09時00分
水産増殖科

 水のCOD(化学的酸素消費量)は、水中の有機物や還元性物質の量により変化するので、水質汚濁の程度を比較的簡便に表す指標とされています。

 専攻科水産増殖科では、アルカリ性にした試水に、一定量の過マンガン酸カリウムを加えて加熱し、酸化されずに残った過マンガン酸カリウムを、チオ硫酸ナトリウム溶液で滴定し、試料水の過マンガン酸カリウムの消費量を算出します。

 その値を対応する酸素量に換算し、試料水中に有機物がどのくらいあるのかを調べます。

 この方法を、アルカリ性過マンガン酸カリウム-ヨウ素滴定法といいます。

 

 次の写真は、専攻科生が試水を滴定しているところです。液色に注目してください。

 黄褐色 ⇒ 紫色 ⇒ 薄紫色 ⇒ 透明へと変化します。

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 実習うまくできましたか?

 

2024年9月10日(火)実施】