来村川干潟生物調査 【水産増殖科第2学年 総合実習】
2024年6月14日 08時12分今日は、本校の横を流れる来村川(くのむらがわ)[通称:保手川(ほでがわ)]の干潟でみられる生物について、採取と観察を行いました。
来村川はかつて内水面漁業協同組合が設置されており、シロウオの四つ手網漁やウナギの石ぐろ漁等の伝統漁法がありました。また、同組合員の皆さまに色々な体験をさせていただいたことが思い出されます。
今日は、河口域の干潟において無脊椎動物を中心に採取しました。
干潟の様相も30数年前に比べると砂質が強くなったように感じます。
生徒たちは石をひっくり返したり、スコップで掘り越しながら採取をしております。
その際、ぬかるみにはまって長靴が抜けなくなったり、尻もちをつく生徒もみられました。
干潟ではチゴガニ(写真)やマメコブシガニ(写真)をはじめ、カワアイ(写真)やウミニナなどを観察することができました。
カニ目線で本校を見てみるとこのような感じです。
市街地を流れている河川であるため、一見すると汚れている河川と思われるかもしれませんが、そこに多種多様な生き物が多く生息していることが実感できたと思います。
これらの経験を通じて、地域の自然や産業に関する学びを深めてください!
【2024年6月7日実施】