もじゃこ採捕実習 【水産増殖科第3学年 総合実習】
2021年5月13日 15時27分ブリは出世魚といわれ、呼び名は地域によって異なり、宇和島地方では、モジャコ➡ツバス➡ハマチ➡メジロ➡ブリと呼ばれます。1928年(昭和3年)香川県(現東かがわ市)引田町でハマチ養殖が始まり、全国に広がりました。【教科書 資源増殖より抜粋】
今日は、ブリの幼稚魚となるモジャコの採捕実習を行いました。ブリの幼稚魚は流れ藻に付随して生活しているので、その生態を利用し、流れ藻ごと掬い採るまき網で行いました。
モジャコは流れ藻に付随して生活しているので、流れ藻を探すことを探藻(たんも)といいます。流れ藻を見つけたらまき網を降ろし、流れ藻を囲みます。
囲まれた流れ藻を引き揚げ、流れ藻ごと船上に掬い上げます。
今日の採集物はモジャコ、メバル類、メジナ、ニジギンポ、ハナオコゼ、カワハギと写真がありませんがガザミ類でした。
本実習は愛媛県漁業調整規則に基づき、愛媛県知事より特別採捕許可を得て実施しました。
今日は曇り空の中でしたが、安全に実習することができました。
今日も学びを深めることができましたね。今後の学習に期待しています!
※ 本校正門入って左のカイズカイブキの木にあるトンビの巣(トンビの雛も順調に成長しています)
親子スリーショット 少しずつ成長しています!