愛媛県立宇和島水産高等学校              

〒798-0068   愛媛県宇和島市明倫町1-2-20 

TEL 0895-22-6575   FAX 0895-25-0791

<お知らせ> 

 ◎学校紹介に令和7年度スクール ポリシーを掲載しました。

 ◎令和6年度 進学・就職報告です。進路決定の参考にしてください。 

  過年度の進路状況はこちら

 1人1台端末等の貸与に関する内容です。ご確認ください。

   クラウドサービスでの個人情報利用について(誓約書兼同意書の内容)

 令和7年度 学校行事を掲載しました。

 

メディア>

 ◎台湾・マイアミで実施されたマグロの解体ショーについて、あいテ

  レり上げていただきました。

   https://newsdig.tbs.co.jp/articles/itv/868001?display=1

 ◎水産食品研究部の活動を、愛媛新聞に取り上げていただきました。

   台湾・アメリカでのマグロの解体ショー

   県産マダイを使った缶詰商品開発

 ◎ベトナムのホーチミン市にて、本校「フィッシュガール」が実施し

  たマグロの解体ショーの様子を、ジェトロ ビジネス短信で紹介し

  てただきました。  

   https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/09/27308e16670997fb.html

 

 令和6年度学校案内

           

水高日記

餌料生物1【アルテミア】

2020年5月21日 08時35分

 私たち水産増殖科は、キンギョやマダイなど様々な生物を飼育管理しております。これら飼育生物を維持・管理していくためには、餌料生物の飼育培養はとても大切な実習です。今回は本校で飼育培養されている餌料生物の1種ずつを紹介します。なお、各種の説明は教科書「海洋生物」の記述に基づいております。

 

 

〔アルテミア Artemia〕

マダイ、ヒラメ、甲殻類などの仔稚のための餌料として使用されております。アメリカ、中国、ベトナムなどのかん水湖や塩田など塩分の高い水域に生息する。耐久卵が缶詰として輸入されている。この缶詰状態で保存すると、5~6年は十分に生命を保つことができる。この耐久卵を水温28℃の海水に投入して24時間後にはノープリウス幼生となり、直ちに魚介類幼稚仔の餌料となる。アルテミアは栄養的な欠陥が指摘されているにもかかわらず、魚介類幼稚仔の餌料として多用されている。これはアルテミアの大きさに相当する他の餌料生物を安定的に培養することが難しいためである。【教科書「海洋生物」より】

 このように私たち水産増殖科は座学や実習を通して様々な生き物を教材として学習していきます。