愛媛県立宇和島水産高等学校              

〒798-0068   愛媛県宇和島市明倫町1-2-20 

TEL 0895-22-6575   FAX 0895-25-0791

<お知らせ> 

令和6年度体験入学について ※今年度の募集は終了いたしました。

日時令和6年7月26日(金)①9:00~11:30 ②13:00~15:30

学校紹介に令和6年度スクール ポリシーを掲載しました。

令和5年度 進学・就職報告です。進路決定の参考にしてください。過年度進路状況はこちら

◎「学校公式Instagram」を始めました。ぜひ、ご覧ください。

◎1人1台端末等の貸与に関する内容についてご確認ください。

 クラウドサービスでの個人情報利用について(誓約書兼同意書の内容)

 

メディア>

海外でのマグロの解体ショーについて読売新聞に取り上げていただきました。

https://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20231109-OYTNT50252/

台湾・マイアミで実施されたマグロの解体ショーについてあいテレビに取り上げていただきました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/itv/868001?display=1

 水産食品研究部の活動の様子を、愛媛新聞に取り上げていただきました。 台湾・アメリカでのマグロの解体ショー(12月10日)

     県産マダイを使った缶詰商品開発(12月12日)

9月2日(土)にベトナムのホーチミン市にて、本校「フィッシュガール」が実施したマグロの解体ショーの様子を記事にしていただきました。 https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/09/27308e16670997fb.html

 

☆祝!全国大会出場☆

 6月2日に行われた愛媛県高校総体においてボート部3年梶原勧心さんがローイング競技男子シングルスカルで見事優勝し、8月に北部九州にて行われる令和6年度インターハイに出場することになりました。おめでとうございます!

 令和5年度全国水産・海洋高等学校産業教育意見・体験発表会四国地区大会において2年土居三貴さんが最優秀賞を受賞し、8月2日~4日に長崎県で開催される全国大会へ出場することになりました!

 令和5年度愛媛県高等学校新人少林寺拳法競技大会において2年久保田潤さんが男子自由単独演武にて第2位となり、3月に香川県で行われれる全国高等学校少林寺拳法選抜大会に出場することになりました! 

 令和5年度学校案内

           

水高日記

令和元年度全国水生生物調査(宇和島市来村川水系) 【水産増殖科第3学年 総合実習】 

2019年9月30日 07時24分

令和元年度全国水生生物調査(宇和島市来村川水系) 【水産増殖科第3学年 総合実習】 

  9月26日(木)、私たち水産増殖科第3学年は、令和元年度全国水生生物調査を行いました。

 全国水生生物調査とは、河川にすむ生き物を採集し、その種類を調べることで、水質(水のよごれの程度)を判定する調査です。この調査では、水質(水のよごれの程度)を4つのレベルに分けて、判定します。採集した生き物の中には水のよごれの程度を示すものさしとなる指標生物がいます。その指標生物を配点ルールにより、点を加えていきます。点数を合計し、最も点数が高かった水質階級をその地点の水質階級となります。

水産増殖科では、1998年(平成10年)より、本校の横を流れる来村川(通称:保手川)本川(流)と支川(流)の薬師谷川の2箇所で実施しています。

調査項目は、調査場所の生息環境の記録および気温、水温、流速などの測定した後、採集を行います。

【来村川(三島橋)】:調査時刻11:20-11:50,気温28.1℃,水温23.1℃

来村川水系のほとんどは住宅地を流れる平地です。ピンセットを使ってヒラタドロムシ類を取ります。この場所で優占した生物はヒラタドロムシ類とイシマキガイです。以上の結果、水質階級は、ややきれいな水(水質階級Ⅱ)と判定されました。指標生物以外にはタニガワカゲロウ類がたくさん取れました。

 

 

【薬師谷川(岩戸橋)】:調査時刻13:29-13:59,気温23.0℃,水温19.1℃

来村川水系では唯一の渓谷です。この場所ではカワゲラ類とサワガニが優占していました。その他にはナミウズムシ(プラナリア)も採取することができました。水質階級は、きれいな水(水質階級Ⅰ)と判定されました。

 私たち水産増殖科は、水生生物による水質判定結果から河川の水質をモニタリングしています。諸先輩方から引き継がれているこの調査を私たちも引き継ぐことができました。

今回は来村川と薬師谷川の2箇所で実施することができました。また、生物相の違いについても学びを深めることができました。

私たちはこれら学習を通じて、地域の自然や生物から水産業について学びを深めていきたいと思います。