水生生物による水質判定【水産増殖科第3学年 総合実習】
2024年9月24日 16時31分今日は、来村川水系2か所で水生生物による水質判定を行いました。
河川の中には、トンボ類やカワゲラ類のように生活史の一部を水中で生活する種や、サワガニのように一生を河川内で過ごす種がおります。
これらの中に水の汚れの程度を示す指標生物と呼ばれる生き物が含まれます。
今年の結果はどうなりましたでしょうか?
【来村川:三島橋】
気温や水温などを計測した後、採取します。
三島橋では、イシマキガイとヒラタドロムシ類が優先しており、水質階級Ⅱ(ややきれいな水)と判定されました。
【薬師谷川:岩戸橋】
三島橋に比べ景観が良いです。採取方法は先と同様です。
岩戸橋では、サワガニとカワゲラ類が優先しており、水質階級Ⅰ(きれいな水)と判定されました。
この活動は平成10年より毎年9月または10月に実施しており、生徒の皆さんの人生より長く活動を行っています。
このように水産増殖科は、身近な河川を含めた海洋環境についても学習しています。
【2024年9月19日(木)実施】