水生生物による水質判定【水産増殖科第3年 総合実習】 

2023年10月10日 13時43分

私たち水産増殖科第3年は、来村川水系2か所で水生生物による水質判定を行いました。河川の中にはトンボ類やカワゲラ類はじめ生活史の一部が水中で生活する種やサワガ二のように一生を河川内で過ごす種がおります。これらの中に水の汚れの程度を示す指標生物と呼ばれる生き物が含まれます。

この指標生物を使って水の汚れの程度を4つに区分します。今年の結果はどうなりましたでしょうか?


三島橋 (1)  三島橋 (2)

     三島橋 (3)  三島橋(4)

 【来村川:三島橋】

 気温や水温などを計測した後、採取します。

三島橋ではイシマキガイとヒラタドロムシ類が優先しており水質階級Ⅱ(ややきれいな水)と判定されました。

       岩戸橋 (1)  岩戸橋 (2)

    岩戸橋 (3) 岩戸橋 (4)

 【薬師谷川:岩戸橋】

  三島橋に比べ景観が良いです。採取方法は先と同様です。

 岩戸橋ではカワゲラ類とサワガニが優先しており水質階級Ⅰ(きれいな水)と判定されました。

 

 この活動は平成10年より年1回毎年9月または10月に実施しています。このように身近な河川から海域について見つめています。

 

 これからも継続していきます!

 

202310月5日(木)実施】