水生生物による水質判定(北宇和郡松野町広見川) 【水産増殖科第3学年 総合実習】
2020年9月25日 06時40分前回の実習では、本校の横を流れる来村川水系2箇所で水質判定を行いました。今日の実習では北宇和郡松野町を流れる広見川で、虹の森公園おさかな館職員2名に講師をしていただき実施しました。
調査項目は、調査場所の生息環境の記録および気温、水温、流速などの測定した後、採集を行います。今日は曇一時雨とあいにくの天候でしたが調査を実施しました。
【広見川】 気温26.0℃、水温24.8℃、採集時間30分
おさかな館職員により採集方法のレクチャーを受け採集しました。たも網を下流側に置き、上流側の石をひっくり返します。採集物は学校に持ち帰り水質判定を行いました。
この場所では、カワゲラ類やヘビトンボ、ヒラタカゲロウ等見られましたが、カワゲラ類とヒラタドロムシ類が優占したため、ややきれいな水(水質階級Ⅱ)に判定されました。なお、本調査で採集されたサンプルの地域教材として標本にします。
最後に、本実習にご協力くださいました虹の森公園おさかな館職員の皆さまに対し御礼申し上げます。また、本実習の一部は愛媛県「三浦保」愛基金環境保全・自然保護分野公募事業によって行いました。記して謝意を表します。