小型実習船『海華』のドック 【水産増殖科】
2025年4月26日 06時00分水産増殖科には、生物飼育実習室や坂下津実習筏以外に所有する施設・設備が多くあります。
中でも小型実習船『海華(うみはな)』は、坂下津実習筏で管理を行う時や、もじゃこ採捕実習、釣り実習等、これからの季節は使用頻度が高くなります。
そのため、これら実習を円滑に行うためにも日頃の保守管理が必要です。
実習が本格化してきているため、今日はドックを行いました。
造船所で船体を上架し、船底の付着物の除去、洗浄、ペンキ塗りを行います。
その他には、エンジンオイルや亜鉛板など消耗品の交換や、修理箇所があった場合にはその修理も行います。
船底やプロペラ付近には付着物が付きます。
付着物が多いと航行速度が下がったり、エンジントラブルを引き起こす原因となることもあるので、ドックは大切な管理です。
水産増殖科のみなさんには、付着生物の生態にも興味・関心を持ってほしいと思います。
例えば、付着生物が好む素材や時期など新たな学びの素材があるかもしれませんよ!
ドック後の『海華』です。
きれいになりました!
『海華』をドックから降ろす際、『ル・ソレアル号』と呼ばれるフランス船籍の豪華客船が入港していました。
乗客の皆さま、宇和島での寄港地活動をお楽しみくださいV(^^)V
【2025年4月21日(月)‐4月23日(水)実施】