キンギョの種苗生産【水産海洋基礎】

2020年5月19日 13時38分

 水産増殖科1年生の皆さん、先週の分散登校の時に学習した写真から振り返りをします。この時期のワキン親魚は雌雄判別ができます。メスのお腹は膨れている方がメスで、吻部(ふんぶ)や鰓蓋(えらぶた)、腹鰭(はらびれ)などにニキビのような突起物がある方がオスです。この突起物を追星(おいぼし)といいます。

    

   次に下側の写真にはワキンの産卵風景が見られます。緑色のロープ状の物は人工産卵床(キンラン)と呼ばれるものです。左側を見てください。1個体のメスを複数のオスが追いかけ回しています。この行動を追尾(ついび)といいます。この後、キンランを確認すると受精卵が付着していました。                                               見事に産卵が成功しました!                                         

 水産増殖科では、生き物の生命(いのち)に関する学習を行っています。学校が再開しましたら大切に飼育管理をしていきましょう!