餌料生物の培養【アルテミア】

私たち水産増殖科は、キンギョやマダイなど様々な生物を飼育管理しております。今日は昨日紹介したアルテミアの培養について簡単に紹介します。

本校では、果実酒瓶に必要量のアルテミア乾燥卵と海水を入れて水温を28℃に設定して一日培養します。その後、孵化したアルテミアを餌料として使用するためには回収しなければなりません。

回収方法は果実酒瓶の上にバケツを被せ、下側に光を当てます。アルテミアは正の走光性であるため光に集まります。オレンジ色に見えるのがアルテミアのノープリウス幼生です。

    

集まってきたアルテミアはサイフォンの原理を利用してビニールホースを使って回収します。残った果実酒瓶の中には卵殻(孵化殻)が残ります。

  

 このように回収できたアルテミアはキンギョ等の餌料として使用します。これら餌料生物が安定的に飼育培養できることで飼育生物も維持されるのです。また、これら餌料生物をとおして生命(いのち)のリレーが行なわれていることも学習することができます。

 キンギョへ給餌する際には生命の尊さを感じてほしいです。